じゅってん・にいいち

 
先週、週明けくらいからガクンときとります。

私ほどケンコー的な日々を送っているオッサンはいないはずなんやけど。

そんなんで彼岸も、どうせ来月の一日がオカンの一回忌やしコミコミでかんにんしてもらうことにした。

まぁ、そういう時もある。

ミミズもカエルもみなごめん。

・・・あっ、これはミミズにションベンかかってもチンチンが腫れないまじないや。

オカンすまん。

・・・まんまんちゃんあんやで。


ガクンは虎がヘナヘナになり出したのと比例してるのが気にならんでもない。

昨日は何とか勝ったけど、先はわからん。

私のように1960年代からの虎キチは、こんな不安な状態に必ず思い出す試合がある。


1973年10月21日の対巨人戦。

どんなんやったか?


前に書いた記事ですけど・・・。


 なじみの中華の親父が早くから何かを作っていた。

  >おっちゃん、何?仕込みやないようやし。

  >今日な、阪神が優勝するから、明日からの優勝記念の餃子無料券作ってんねん。

  >おっちゃんも頑張るなぁ。そや、きょう巨人倒して優勝やな。

  >兄ちゃんも、食べにおいでや。

  >うん、連れ誘って来るわ。

  >待ってまっせ~~~!


 その時、僕らは事態を甘く考えていたのかも知れない。

 本来なら前日の20日、中日を倒して優勝し、この日の試合は単なる消化試合となり、甲子園凱旋

 となるはずだった。しかし、その中日戦を2-4で負けた。

 中日先発は星野仙一阪神は大エース、江夏豊で負けた。

 しかし、能天気な僕らは、根拠もなくもう優勝した気分でいた。


 話が違った。


 甲子園の巨人戦は、ゲームが始まったときからエライ事になっていた。

 初回から5回まで毎回失点で0対8。

 そして、試合は結局0対9で終わり、巨人がヘロヘロになりながらもV9を達成した。

 試合は終わった。しかし…

 怒った阪神ファンは、球場になだれ込み、巨人ベンチを襲撃。街ではタクシーが壊されもした。


 翌22日。


 親父の店は開いてなかった。


 ≪りんじ休業≫


 殴り書きの貼紙がヒラヒラしとった。


ほな。