2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

しょっぱい

じつは、「しょっぱい」という味覚がわからん。 だいたい、大阪には「しょっぱい」という言葉がないのだ。 塩からいもカライで、辛子のからいもカライだ。ぎりぎりで塩辛いとは言うけど。 いったいどんな味なんやろか? そういえば「しょっぱい青春」という…

きのうの夕刊から

昨日の朝日・夕刊の「文芸時評」は加藤典洋やった。 <批評の爆発-文学史的常識にノー 面白いのは「出発点」> こんな見出しで、「今月は抜群に面白い批評の本が二冊」と書き、秋山駿の『私小説と言う人生』と高橋 源一郎『ニッポンの小説』を取り上げてた…

(続)昔はできたのに・・・

私のアホ記事(http://blogs.yahoo.co.jp/tei_zin/27347108.html)がバトンになってもうた。 アチャコチャまわってるみたいです。 そんな中で<人類は麺類協会>ドバイ支部長のPINKさんの記事。 記事もオモロかったけど、頭の写真がオモロすぎる。 記事はこち…

刑務所のリタ・ヘイワース

『刑務所のリタ・ヘイワース』はスティーヴン・キング原作です。 『恐怖の四季』の中の一篇で、春が「刑務所のリタ・ヘイワース」。 秋冬が「スタンド・バイ・ミー」で、夏が「ゴールデンボーイ」の構成です。 映画(「ショーシャンクの空」)は観てないです…

昔はできたのに・・・

こんなんがPCに残ってた。 <昔はできたのに、大人になってできなくなってしまったランキング‐gooランキング> →http://ranking.goo.ne.jp/ranking/999/impossible_action/&f=news&LID=news ①サンタクロースを信じること …昔も今もないなあ。家の親、サン…

必死のパッチ

よく、こんな会話をします。 きょうは、どつぼにはまってもうて、必死のパッチやったなぁ。 ほんま涙ちょちょぎれるわ。 だいたいやな、お前がややこい時にちゃちゃいれるからこないなんねんど。 ほんま、すまんかったのお。ほんでもワシもけたくそわるいわ…

ふつう以上

『辻潤―芸術と病理』という本がある。 著者は三島寛。辻潤の盟友である武林無想庵の実弟で精神科医。 同じように『辻潤―個に生きる』の著書がある高木護が三島氏を訪ねたときの事。 辻も入院していた、慈雲堂病院にまだ三島寛が勤めていた頃だ。 高木が「私…

金売り屋の男

Vシネマに『難波金融伝・ミナミの帝王』がある。 原作は漫画ゴラク連載のコミック。主人公の萬田銀次郎を竹内力が演じている。 他地区は知らないが、大阪では人気なのか読売TVで日曜の午後にけっこう放映している。 それほど面白いとは思わない。 もっと…

めるしぇです

え~と、昨年の11月15日の記事のその後です。 記事は、こんなんでした。(→http://blogs.yahoo.co.jp/tei_zin/23429686.html) しばらく行ってないので、写真もないのですが。 入ってる事務所のビル一階の弁当屋。 店の名前 【 めるしぇです・べんと】いいま…

いつまでも・・・

いつまでも、こんなことしてられへん! それが口癖の男が二年ぶりに現れた。 インチキ臭い話を持ってきて、きれいに絵を描いてくれと言う。 なんで?と訊くと「いつまでも、こんなことしてられへん」といつものように言う。 こいつ、いつまでもこんなことし…

ぼんさんがへをこいた

【かんさい絵ことば辞典】というブログをときどき見てたりする。 負荷さんに教えてもらったのだ。 イラストが、外から見た大阪のイメージでないのがいいし、柔らかいから好きだ。 そこに、『ぼんさんがへをこいた』があった。 →http://ameblo.jp/kansai-ekot…

富山唯継役は誰がいいのだろうか?

阪神ファンだから、今シーズンのチーム編成を何となく考えたりする。 むかしは、飲み屋でアホアホ連中と喧嘩腰でやったりもした。 そんな感じで、本読んでて「あっ、これはこの人が演じたらええかも」と思うたりすることがある。 【遠い蒼空(iyhs0114)】さ…

や や こ し い

今日の大阪弁は ややこしい です。 え~と、大阪の人間は いらち が多いです。 そやから、 ややこしい が ややこしい ので ややこい と縮めることもあります。 では、その ややこしい の使い方を見てみましょう。 エエ加減、 ややこ なってきたなぁ。ーー; …

引用だらけで<織田作之助と「食」>で気付いたこと

「青空文庫」で織田作之助を読んだりしているけど、「食」のイメージに変化がある。 まずは、『大阪発見』→http://www.aozora.gr.jp/cards/000040/files/4106_7695.html これは、『夫婦善哉』と同時期のエッセイとあったから1940年(昭和14年)の作品。 戎橋…

ぐ じ ゃ

ちょっと前の朝日の夕刊にこんなのが載ってた。そうそう、もちろん大阪版です。 保育園や幼稚園で流行してるらしい替え歌で、元は『愉快な牧場』って歌らしい。 どっちも知らんかった。 で、こんなん。 ♪大阪うまいもんの歌♪(^◇^)(^◇^)(^◇^) ①大阪にはうまい…

富 山 唯 継

きょう、1月17日は『金色夜叉』の中で、主人公の寛一が熱海の海岸で、貫一を裏切った恋人のお宮に いいか、宮さん、一月の十七日だ。来年の今月今夜になつたらば、僕の涙で必ず月は曇らせて見せるから と言い放った日なのだ。 この日の夜が曇り空になるこ…

<学校→寺→スーパー→博物館>ジャズ喫茶の変貌とアリス・コルトレーンのこと

少し長いですが、マイク・モラスキーの『戦後日本のジャズ文化』(青土社)に日本のジャズ喫茶の変貌 について、おもしろい記事がありましたので引いてみます。 マイク・モラスキーは1956年、セントルイス生まれでシカゴ大学で日本文学で博士号ですが、ピア…

競 馬

昨日、ディック・フランスの競馬をテーマにした本の話を書いたけど、日本の小説にも競馬を題材にした ええ小説があります。 織田作之助の『競馬』です。 この『競馬』については、ダンデー批評の第一人者と噂の【大ざえもん】さんが、熱い文章を書いてはり …

新聞の書評欄

書評はけっこう読んだりする。 まず、書評掲載されたものは、ほぼ図書館が購入しているという事情がある。 また、書評が出てもこれは購入しないだろうと思われるものは図書館にリクエストする必要がある。 その辺りは勘でわかるようになってしまった。 書評…

おっサンテレビとえいちゃんとドージョーさんと

阪神ファンなのは間違いない。 自分の記憶を、1985年より前か後かで整理してるくらいだから。あの年はすごかった。 ほんでもこの頃は、万年優勝候補になってりしてストーブ・リーグがオモロなかったりする。 ずっと前は、リーグ戦最下位でストーブ・リー…

野獣の青春と河内カルメン

菅原文太と川地民夫の『まむしの兄弟』の話から、川地民夫がええなぁと書いたりしました。 川地民夫で、いちばん印象に残っているものがこれです。 『野獣の青春』。 監督は鈴木清順で、調べたら1963年の封切りとなってました。 私はどっかの場末の映画館の…

ブギウギと黒澤映画

昨日、『羅生門』をテレビでやってたけど細切れにしか観れなかった。 オトンが角淳一病になってしまったのだ。 「私は角淳一です。あなたはどなたでしょうか?」 これをしつこく繰り返したのだ。もちろん自分のことを角淳一とは言えへんけども。 え~と、角…

中島貞夫の邦画指定席

中島貞夫は映画監督です。 『瀬降り物語』や『日本暗殺秘録』なんかが評価されるのでしょうが、私は『懲役太郎 まむしの兄弟』 から始まる菅原文太・川地民夫の『まむしの兄弟』シリーズが好きです。 その中島貞夫の映画番組がKBS京都放送にあります。 番…

本棚がない

PINKさんから【本棚バトン】をやるように指名された。 →http://blogs.yahoo.co.jp/pinkorangedesert/26711927.html やれへんかったら、しばかれるのでやってみました。 ムチでいぢめられるのはキライでもなかったりするのですけど。^_^. (ウソやでぇ~) <…

こよみ

新年だ。 新春、迎春なんて言葉があちゃこちゃで飛び交っている。 春の実感もないけど、ようするに暦通りに進めるってやつだ。 今のニホンの暦は太陽暦だ。太陽暦は、3月21日に春分がくるように新年の日を決めて るから、1月1日はこれから寒むなるでという季…

朝から外科処置室の前で座ってたりした。 ぼぉ~っと壁を見てたら、ん?となった。 外科の【外】が突き抜けているのだ、こんな具合に。 他の表示もそうなっていた。 これは、この病院だけなのか?それとも全ての病院 がそうなっているのだろうか? オトンが…

妖怪人気投票

大阪名物って何や? パチパチパンチ !(^^)! と即返答した人は生粋の大阪です。 通天閣と答えた人は他国の人とみていいでしょう。 関係なかったです。 首都のほうでは【痴漢は犯罪です!】だそうです。 大阪では【チカンアカン!】です。回文みたいです。 こ…

わてほんまに よういわんわ…なにわの名曲アルバム(3)

『買い物ブギ』です。 ♪ 今日は朝から 私のお家は てんやわんやの 大騒ぎ 盆と正月 一緒に来たよな てんてこまいの 忙しさ ♪ 『買い物ブギ』は笠置シズ子で有名だけど、私は「トリオ・こいさんズ」だったか?の歌で覚えてます。 ♪ ちょっとおっさん こんにち…

添田知道

「理解」とは何だろう。「わかる」とは何だろう。どうもそれは、理解したつもり、わかったつも りであるのがせいぜいのところなのかと思わせられる昨今である。 人間個々のおくそこに、何が棲み、うごいているのか。それは誰にも、自分自身にさえも、「つか …

じょそう

へえ、やったことありますで女装。 むかし事務所借りてたビルの近くでよう見かけたんです。女装した人。 だいたい土曜日の夕方でしたけど、どっかから現れて、あるビルの前で写真とって、またどっかに帰って ましてん。 気になるから確かめたんです。ほんな…