2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

にわとり

いま風の言い方すると「にわとり系」の仕事を手伝ってたことがある。 「にわとり系」にも産業鶏と趣味の鶏と大きく違う二つがある。 産業鶏は、当然やけど肉と卵。 対して、趣味鶏は鑑賞。 日本の鶏も14品種だったかが天然記念物として指定されている。 比…

ぶれーぶす

家の用事で、阪急梅田駅まで行った。近いのは近いが久しぶりだ。 【阪神タイガース 2007年公式ファンクラブ会員募集中】 改札口付近の柱、天井からのつり看板。こんなのがびっしり貼り付けられてた。 関係ないけど、昨日のサンテレビの対広島戦の中継で…

清張のポスター

家族AとCを病院に連れて行く日だった。 病院は図書館と同じで歩いて五分の所にある。 これも図書館と同じく、私の力で近くに出来たわけではない。当たり前のことか。 待ち時間の間に読んだ本。 おっ!と思うものがあった。 「全九州産業美術連盟国策ポスタ…

○と△・・・続・属したがる男

こないだ書いた【 属したがる男 】のおまけ的に書いてみました。 生まれてこっち、いろんな組織に属してきたし見てもきた。 学校、会社、労組から政治組織、文芸サークルみたいなやつ、町内の自治会…家もそうか? 勝ち組、負け組みは知らんけど、××組なんて…

にひる・にる・あどみらり

タイトルは辻潤の作品からのものです。例によって意味わからん。 この中で辻潤は、こんなこと書いてます。 「私は太陽の如く希望に輝いている。」と云う文句と、「私は痩犬の如く人生に疲れている。」と云う文 句を書くには同一の努力がいる。(にひる・にる…

渡世人

【渡世人】は辞書でも主に博打うち、ヤクザとされてます。 私はこの【渡世人】という言葉が好きです。 あっちから、こっちまでの間を能無しだろうとなんだろうと自分なりに渡っていくだけであります。 人は自分から始まって自分で終わるのやから、自分こそが…

We Insisit

むかし話でおます。 好きな娘がおったんですけど、どうしたらええのかわからんので、モテモテ男に聞いた。 「ため息や!」 「はぁ?」 「じぃ~と見つめてな、はぁ~ってため息つくねん」 "φ(・ェ・o)~メモメモ 「おい、メモとらんでええ」 「ほんならな、その娘が…

たこのやど

♪~ ゛(´д`*)゛~♪~♪ ♪ どかたぁ~の きみぃいはぁ~ すすけた ふんどしぃ~ ♪ 唄/めしだ たかろう。 あ~ー(´д`へ)(ノ´д`)ノこりゃこりゃ。 【これからも拓郎!オヤジ熱狂の8時間半、甦る"あの頃"】(サンスポ) →http://www.sanspo.com/geino/top/gt200…

むごのうた

上野英信に『地の底の笑い話』があります。 岩波新書、1967年初版です。今、流通してるかどうかはわかりません。 「わたしが笑い話の残片を拾い集めてまわったのも、ただただわたし自身の冷えきった血を温めたいが ためにほかならない。・・・臆面なくこのよ…

三年前に読んだ本ともっと前に読んだ本

PC内のメモから・・・。 <三年前に読んだ本> 山本夏彦 『 誰か「戦前」を知らないかー夏彦迷惑問答 』(文春新書)。 満州事変から敗戦までの期間=天皇制→軍を軸にした統制社会=暗黒というのは戦後民主主義教育の一般 イメージ。丁度、封建時代=お代官…

ば る た ん

ウルトラマン ・・・・・もう一回変身 ウルトラまん 【三菱商事、「ウルトラまん」発売へ】 三菱商事は、「ウルトラマン生誕40周年」を記念した映画公開に先立ち、ウルトラマンの顔をイメージ した中華まん「ウルトラまん」(1個150円)を12日から、…

ふもれすく

世間を審判官にして争う程、未だ僕は自分自身を軽蔑したことは一度もないのである。 辻潤の『ふもれすく』は大正12年(1923)の11月に『婦人公論』の依頼で書かれたものです。 その年の9月1日が関東大震災。混乱治まらない9月16日、辻の元から去った伊藤野枝…

サークル村の三人

朝日新聞の夕刊で「現代の漂白」というシリーズが始まっている。 だいたい世の中が息苦しくなってくると、この手の企画がどこかで始まる。 「漂泊」、「リバータリアン」なんて言葉が飛び交うけども、彼らの存在した事の意味を探るより、夏の 暑い日に見る金…

属したがる男

私のコーコーの先輩です。 なんでか自分の節目のたびに私の所に来るか、連絡してきます。 自称革命家→インド(新興宗教)→老舗宗教&企業戦士の歴史を持ってはる人です。 「大学?受験しますよ」と言った私を蔑んだ目で見て、 「現代世界の動態的把握とその…

見届け人

コーナンに行って来た。 マッサージチェアに子供が座っとった。 気持ち良さそうに目ェつぶって。 「ぼく、明日は『敬老の日』やし、おっちゃんと交替しよ」 ・・・怖そうなオヤジが横から出てきた。 昨年の9月から実家に張り付いている。 アホ友達は、「お…

いっこく堂的な現在

というわけで、中日に連敗。 今日はマサカの昌やん、山本昌にノーヒット・ノーラン。 もう阪神の逆転優勝は、ホボ・ブラジルです...覚えてます? 今は、負けたということを理解してるだけです。 この歳になると、何もかもが【いっこく堂】状態になるので…

その日《りんじ休業》だった

今日から阪神はナゴヤドーム。首位中日とゲーム差4での3連戦。 まあ、そんな熱烈な阪神ファンというわけではありません。 勝った負けたで一喜一憂することもないです。 二喜二憂する程度で。 周りは三喜三憂レベルが普通ですから可愛いもんだと思うてます…

こまとまたなか

秋だ。 ようやく【 こまだいとまこまい 】 の呪詛から逃れたと一息。 しかし、今日の新聞。 『苫駒・田中「プロ志望」』の見出しが飛び込んできた。 とまこまたなか またか。^^; そーじつサイトーVSとまこまタナカ。 ハンカチVSジャガイモ。 朱鷺の墓(…

孤低の人

佐藤春夫が辻潤を評した文でこう書いてます。 「彼と太宰との差は太宰が朴訥な田舎者で自己を語るにヤボな小説体を以ってした所を、辻は翻訳や随想 雑記でした点であろう。」 辻潤と太宰治の一致、重なりを指摘する人はけっこういる。 私は、それほど太宰を…

『 ものろぎや・そりている 』

辻潤のエッセイ『ものろぎや・そりている』の意味がわかった。 monologue/solitaryで孤独者の独り言でいいのか。 怪しい日本語と大阪弁しか出来んので、コメントいただいた方ありがとうです。m(__)m お礼に『ものろぎや・そりている』からお気に入りを。 自…

ごじゅっぽ ひゃっぽ

アホ友達から入院したってメールがきた。 京都をウロウロしてる時に知り合って30年。そいつの言葉で覚えてるのが幾つかある。 その一つが五十歩百歩。 なんかの話の流れで「そんなん、五十歩百歩やんけ」と私が言ったら 「それは違う。五十歩より百歩逃げ…

すもう

しっかし、なんですなあ。 年寄りが、相撲好きやから観るんですけど、外国人力士が増えて、国技がどうこうって話は興味もないん ですが・・・・・四股名。 もうちょっと考えてほしいなあ。 安モンの暴走族の名前みたいなのがぎょうさんありますなあ。 猛虎浪…

低 人

辻潤の言う「低人」。 <ダメの人はダメの人として生きていくのだ>という決意がこめられているように思います。 それは諦観とかそういうことではなく、辻潤の言葉で次のようなものと思っております。 「人は生まれながらその人として完全である。その人として…

ガッコのセンセからメールがきた

知り合いに、布施明ソックリ男がおります。 昔は、私よりキャ~キャ~と騒がれておりましたが、いまは、おっさんです。 私も、昔は女の子からキャ~キャ~と逃げ回られてた男です...話がずれとる。 ほんでも、キツ~イ性格の嫁はんと一緒になってからは、…

秋 味

いつの間にか蝉がいなくなった。 今年、蝉はファイナル・ステージまで進めたのだろうか? またも、蝉ファイナルで終わったのか。 「お前に心配される筋合いはないわい」と蝉に言われそうだ。 臭っさい川の近くで、高っかいマンションに見下ろされながらの秋…

一日一読・・・村井弦斎

柴田書店のHP/名著復刻図書。 『食道楽』が復刻されております。→http://yumyumtown.com/lib/shokudoraku/index.html 柴田書店はオットコ前やぁ~\(~o~)/ 新聞と同じように、毎日少しづつ読むのが楽しみになっております。 え~と、私の三原則はクドイ…

ころ?コロ?香露?

「セシル」と聞いて? 多くの人はチョコレートを連想するかも。 ジャズ好きなら、セシル・テイラーかも知れん。 阪神ファンなら、セシル・フィルダーかも知れん。 そんな具合で【ころ】。 酒好きの大阪人なら【ころ】といえば「おでん」。 【ころ】=鯨の皮の…

るんぺん

浮浪中の辻潤です。 『辻潤著作集』オリオン社からのものです。 「港は暮れてルンペンの、のぼせ上ったたくらみは、藁で縛った乾がれい、犬に喰わせて酒を呑む」 吉行淳之介に売りつけた色紙に書いた句の通り、辻潤はこの時ルンペンだったのです。 ルンペン…

豚勝つ食べて馬勝ったってふる~い駄洒落ありました…とんかつ

ずいぶん(20数年)前の話。 滋賀県の草津に仕事で行ったとき、商店街外れの食堂で遅い(午後4時ごろ)昼ごはんを食ってた。 ステテコ姿の棟梁みたいなおっちゃんがガラガラっと入ってきて「カツ二枚と冷」の一声。 出てきた熱々のとんかつでコップ酒は旨そ…

辻まことのこと

「"辻潤を理解する"といえるほど、私は辻潤を軽蔑することができないのだ」 と、辻まことは、辻潤著作集3「浮浪漫語」の解説に書いてます。 この一行は、いつも辻潤を分かったような気になったりする私に水をぶっかけます。 伊藤ルイの『必然の出会い』に、…