一日一読・・・村井弦斎

柴田書店のHP/名著復刻図書。

『食道楽』が復刻されております。→http://yumyumtown.com/lib/shokudoraku/index.html


柴田書店はオットコ前やぁ~\(~o~)/

新聞と同じように、毎日少しづつ読むのが楽しみになっております。



え~と、私の三原則はクドイ・シツコイ・ネチッコイでありまして、幼少より「餅をついたような性格」

といわれたりしてます。


話をもう変えますが、例えば三大洋食、カレー・トンカツ・コロッケの成り立ちだとか、明治、大正の食

の風景なんて話で必ず出てくるのが、村井弦斎が書いた『食道楽』という本です。

そういう引用のされ方をしておりましたので、よく耳にする本とは思いながらも、今で言う「グルメ本」

のたぐいと思い、そのままにしていたのです。


が、kobachouさんの書いた「腐女子とは何か」→http://blogs.yahoo.co.jp/rrrdx928/41331334.html

の終わりに「もしも彼女が「古書の森日記」みたいなブログを書いていたとしたら、地べたで弁当を食べ

るくらい当然である。」とあったのです。

とうぜん気になるから、そこに行ってみると、なななななにゃ~んと!(桂小枝的驚きの声です)

『食道楽』があるではないですか。

コレです→http://blog.livedoor.jp/hisako9618/archives/8243133.html


この表紙には腰が抜けました。

百年も前にこのような装丁の本を出すとは、いったい何者や?

岩波書店から『「食道楽」の人 村井弦斎』が2004年に出てましたので、今読んでいるところです。

よく見たら著者は「古書の森」の管理人の方でした。

時に評伝というと、誰も読まない「社史」のようなものもありますがこれは違います。

でも、まだ読了したわけではないので『「食道楽」の人 村井弦斎』(岩波書店黒岩比佐子著)の感想

は後にします。


『食道楽』は新聞小説として報知新聞に一年間連載され、それと並行して、春夏秋冬の四巻の単行本が順

次刊行され、四巻で軽く十万部を超える売れ行きだったそうです。


以下は、村井弦斎に関連するものです。

村井弦斎ウィキペディアhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E4%BA%95%E5%BC%A6%E6%96%8E

●1904年の英文小説『Hana』/明治の奇才・村井弦斎の足跡/黒岩比佐子
 産経新聞2002年7月20日→http://homepage2.nifty.com/CWS/murai.htm

村井弦斎公園→http://www.ne.jp/asahi/sayyou/house/history/gensaikoen/gensaikoen.htm

平塚市立博物館/村井弦斎http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/rekisi/gensai/index.htm

村井弦斎祭り→http://m-y-star.com/yuhodo_home/area_event/area_hiratuka/muraigensai/muraigennsai.html



村井弦斎の大長編に『日の出島』があるそうです。報知新聞に休載も含めて6年間も連載されたものだそ

うです。単行本で刊行され、全11巻(13冊)の膨大な長さです。

さすがに、膨大すぎて復刻はなされていないとあります。

この長編の主人公(ヒロイン)は、父から膨大な遺産を受け継いだ宝田富子とあります。


大富豪!...タカラダ...宝田...トミコ...富子・・・スゴイ名前やなあ。 ^^;


この人が、尾崎紅葉の『金色夜叉』に出てくる富豪、富山唯継(ただ、継ぐやて)と結婚したら


...富山富子になるなぁ。


すいませんです...m(__)m