ころ?コロ?香露?

「セシル」と聞いて?

多くの人はチョコレートを連想するかも。

ジャズ好きなら、セシル・テイラーかも知れん。

阪神ファンなら、セシル・フィルダーかも知れん。


そんな具合で【ころ】。


酒好きの大阪人なら【ころ】といえば「おでん」。

【ころ】=鯨の皮の脂をぬいたもの→http://www.takoume.co.jp/mise/oden.html

初めて【ころ】を目にした男が、思いっきり大きな声で「うわぁ~、スポンジ!」と叫んで追い出された

こともある。


しかし、【ころ】も名古屋に行くと意味が変わる。

冷たい麺をして【ころ】と呼ぶらしい。

例えば、きしめんの冷たいのは「きしころ」。うどんの冷たいのは「うどんころ」らしい。

私も一度だけ食った記憶がある、たぶんカレーうどんの【ころ】だったか?

名古屋は数ヶ月住んでたこともあるけど、あんまりちゃんと覚えていない。

愛知県製麺組合では『香露』という表記を使っているけど、語源については明言されていない。


ところで、名古屋は好きです。

ナゴヤドームが出来た時、中日:阪神戦を大阪から観に行き、阪神が負けたので約束どおり合計4人分の

交通費と宿泊費と飲み食い代を支払った暗い過去があっても好きです。


オカンが「これ食い」と出してくれたものを「わ~い、ようかんやぁ」ヽ(^o^)丿とガブリと食って、そ

れが「ういろ」であった時の悲しみが残っていても、名古屋は好きです。

「あんトースト」や「あんかけスパ」(http://www.kodawari-net.com/foods/yokoi/)にも出会ってみた

いと思うのです。


さらに、名古屋は<寿がきや帝国>であります。

冷やし中華はマヨネーズです。名古屋の冷やし中華にマヨネーズの原点は寿がきやです。

冷やし中華の具は基本的にサンドイッチやサラダの具と同じなのです。サンドイッチやサラダにマヨネー

ズをつけるのはおかしくないのに、なぜ冷やし中華にマヨネーズをつけるのを、あんなにバカにするので

しょう。

大阪で「お好み焼き」定食=お好み焼き+白ご飯をびっくりするのと同じです。

パスタ・ランチでパンを食べるのと、お好み焼きでご飯を食べるのは、ダブル炭水化物で同じやのに。


兵庫県高砂生まれのアホ友達がおります。

そいつは「カツめし」は全国どこでもあるんやと思ってました。

それが普通ですけど。

かつめしhttp://www.tkh.jp/htm/fukumenn/index.html


その土地での食べ方は「方言」とおんなじです。

だから、その土地で食ってみたいと思ったりするのです。


●食の新日本奇行→http://weekend.nikkei.co.jp/kiko/newmap/2004/index.htmlがオモロイです。


寿がきや度チェックというのがありました。

   どうぞ→http://www.apita.co.jp/shop/sugakiya/su_check/