2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧
考えとくわ。 時々、東京から来た人でこの言葉を誤解する人がいます。 たとえば、こんな具合に。 「こんどの新商品よろしくお願いします」 「考えとくわ」 何日か後の話。 「先日はどうもありがとうございました。ところで、新商品の件ですが?」 「何の話や…
日本のプロ野球も終わりました。 シーズン最下位、ストーブ・リーグ1位の阪神タイガースは昔の話になってしまいました。 あのゴタゴタ劇はけっこう熱くなったんですけどね。 しょうがないからアホな事考えました。 世界のタイガースでトーナメント戦です。 …
水木しげるは大好きだ。小さい頃から読んでいる。 ただ、テレビアニメはあまり好きではない。 むかしの貸本や少年週刊誌に連載してた水木しげるが深く印象に残っているのだ。 そこにあったのは、ハラハラドキドキでもなく、明るかったり暗かったりするのでも…
およそギャンブル、賭け事のようなものには関心がない。 やったことがないわけではないけど、やってる途中で「なんで、こんなことしてんのやろ?」という気持 ちが生まれてきて、面倒くさくなってしまうのだ。 だからといって、人生そのものが賭けだとも思っ…
『何用あって月世界へ』は、山本夏彦の名言集だ。 文春文庫から出ている。山本夏彦の作品から、これといったところを抜き出してまとめたもの。 文庫版で240頁程度でもあり、気が向いたらパラパラとめくっている。 例えば、こんなのだ。 ●善良というものは、…
新聞。 私が小さかった頃、新聞は家庭の中で大きな位置を占めてました。 ニュース、商品情報の多くは新聞から入ってきました。 でも、これで終わりではないのです。 新聞は【しんぶん・し】または【しんぶん・がみ】に変身します。 変身後は、弁当を包んだり…
私がいま住んでる町も再開発の波が押し寄せてきている。 開発の波は息切れしてて、放ったらかしの状態が十年以上続いてるけども。 住んでる側の駅前商店街はその再開発地域になる。 だから基本的にやる気がない。早々と店じまいしたところもある。 特に飲食…
美はただ乱調に在る。諧調は偽りなり。 大杉栄の言葉。 ええなあといつも思う。 ところで、これを書名としたのが瀬戸内寂聴。まだ晴美といってた頃だ。 『美は乱調にあり』が1966年で『諧調は偽りなり』が1984年の刊行。 『美は乱調にあり』は、有名…
大阪弁は日本語なのに不思議と外国の人に通じるという話を聞く。 なんとなくわかる。 これは、大阪弁のある特徴がそうさせるのだと思う。 谷だぁ~の谷啓、クレージー・キャッツの谷啓。 谷啓のギャグはガチョーン、びろ~ん、ムヒョーッだったりする。 大阪…
芥川龍之介の『芋粥』。 むか~し読んだとき、中学校時代だったと思う? 世間で流通している通り、食いたかったものを食いすぎて幻滅する?そんな話という印象が残っていた。 ところが、大人になって読み返したらぜんぜん違う話だったのだ。 自分はまだそれ…
『何が私をこうさせたか』金子文子(筑摩叢書)を読んだ。 これで三回目。 一回目は、その体験そのものに圧倒されたに終わった。ずいぶん若い時だった。 二回目は、やや政治的に読んだ気がする。いろいろあった。 三度目の今回は、そういう息苦しさや思い込…
昨日の夜、甥っ子が岡山から世間の風を持ってきてくれた。 土産を買いに行きたい店があるという。大阪市北区梅田1-13-13の8階。 阪神デパートの「タイガースショップ」、よう出来た甥っ子だ。 タイガースショップは全国展開しつつあるし、ネットでもグッズ…
カラス トマリ ユキ ツモリ サギカトオモイイタリシニ トブトコミーレバ ヤッパリ モトノ カラスナリケリ ヤマザクラ イチョウノキ サンショノキ デンキニ メッキニ デンシンキ タヌキハ ノンキデ ハチジョウジキ 【辻まこと】 この三年来、辻さんが『暦程』…
こんなニュースがでてた。 キリンビール株式会社(社長 加藤壹康)では、2007年に創立100周年を迎えることから、「お客 様との絆」をテーマにした多面的な取り組みを展開します。 第4弾として、ビールの新商品を2007年春頃発売します。次世代に…
先週は加藤泰の『明治侠客伝 三代目襲名』をやってた、KBS京都の「中島貞夫の邦画指定席」。 今日(10/18)は、山本薩夫監督の『天狗党』(1969)、主演が仲代達矢をやるようです。 封切映画を観ることに積極的ではないです。 たぶん、若い時からの場末の…
お伝。 阿部定の名前は今の若い人でも知ってると思う。 【高橋お伝】はどうなんやろ?何しろ、高橋お伝には枕詞のように「毒婦」が付く。 【毒婦高橋お伝】とフツーに書かれたりする。 私は、京マチ子の映画を観た記憶がある。観た記憶があるというだけの話…
ブログを開設しても、これだけはやることがないと思っていたのがバトンだ。 ところが、akihito_suzuki2000さんがバトンの記事を書いてた。 それも厄介なバトンだ。回答だけが書いてあって、質問内容は記されていない。 だから、どのような質問かを推理する必…
辻潤はけっこう裕福な家に生まれている。幼い頃は何人かの女中もいたくらいだ。 家業は蔵前の札差。両親はともに養子、養女である。 父、六次郎はそうでもなかったが、母の美津は芝居を好み、三味線の達者な人だったらしい。 後に尺八を覚えた辻潤は、母親と…
【ドバイで商売 -Personal version】→http://blogs.yahoo.co.jp/pinkorangedesert いつも面白く読ませてもうてます。 ドバイです。ちなみに、私は海外というと淡路島しか行ったことがない。 話は、チャキチャキとコテコテ。 このブログの主、PINKさんは…
こういうのは、今でもありますなあ。 お茶漬けや蕎麦食って「ん~、日本人でよかったぁ」とかなんとか言う人。 白米幻想も根強い。 「豊芦原の瑞穂の国(瑞々しい稲穂が実る美しい国の意)」なんて大ウソ。 自国だけでは白米を調達できなかった過去ってそん…
今日、用事で故郷に行ってきたけど、その場所を通った時に発作的に思い出した事があった。 そこに、金魚すくいみたいな露店があったこと。 それも金魚でなくてウナギ釣りだ。 金魚すくい位の大きさの水槽の中のウナギを竹の釣竿で釣るのだ。 正確には引っ掛…
きのうKBS京都の「中島貞夫の邦画指定席」で『 明治侠客伝 三代目襲名 』やってました。 監督が加藤泰で1965年の作品。 主演が鶴田浩二で藤純子、嵐寛寿郎、藤山寛美、津川雅彦、安部徹、大木実、丹波哲郎…。 むかし、佐藤忠男のヤクザ映画についての評論…
今年の夏の思い出です。 区の老人福祉関係の部署がときどき映画をやります。 この夏にもありました。 それで、掲示板にこんなんが貼ってあった。 【流 れ】 ○カラーコピーで上からおりてきた。 ↓ ○な~んも考えんと、そいつをまたカラーコピーした。 ↓ ○で、…
老子。 世のなかに禁令が多く布かれると、人民はいよいよ貧しくなり、人民に文明の利器が普及すると、国家は いよいよ昏乱する。人民に技巧が発達すると、奇をてらった品物がどしどし作られ、法令が整備されれば されるほど、盗賊が増える。・・・福永光司/…
mizunoene17さんからリクエスト頂きましたので<再上映>致します。 この頃は、食い物の「音」と「匂い」が消えたような気がする。(2007.11.14) ****************************************** 料理の材料はそれ…
毎度です。 昨日も虎が勝ちよりましたなあ。ほんでからに、竜が負けて...ヽ(^o^)丿 今日も虎は兎に勝つでしょう。 自分でこけといて、また必死で追っかけるあたり、相変わらず意味不明な魅力を持ったチームです。 諦めない。 星野監督の時のチーム・スロ…
高橋:ここに昔の『週刊朝日』にのってるペンネームのいわれなんですけど、先祖に、風太郎という名の 武士がいたと、書かれてあるんですが。 山田:ウン。これは、全部デタラメ(笑)。 田村:小説家っていいですね。何か残ってても、あ、それデタラメ。 山…
先だって、大阪天満宮境内でやってた<天神さんの古本まつり>で買った本です。 『 さあ、気ちがいになりなさい 』フレドリック・ブラウン/星新一訳 早川書房/異色作家短編集第七巻/昭和37年9月発行/定価340円 1800円で買いました。 フレドリッ…
【以下は全て引用です】 永遠の今という考え方が、そこにあらわれる。 この考え方は、人間とともにあったと言えるかもしれない。 哲学史の上で、何度か、この考え方はあらわれる。 大学で哲学を講じるものは、明治から大正にかけて、この考え方にふれること…
実はゆっくりと味わうような酒の呑み方が出来ない。 食うと呑むを同時進行出来ない男だったりする。 食うは腹を満たすためだから、満腹になったら終わり。 呑むは酔うためだから、酔っ払ったら終わり。 だから呑む時に肴はなくてもかまわない。 大阪でアホの…