2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ハワイあん

あんぱん。 食ってたら、昔のことを発作的に思い出した。 サーフィンをしている兄ちゃんと椰子の木。 そんなのイラストの袋に入ったあんぱんが中学校の頃あった。 袋に【ハワイあん】て書いてあった。 フツーにあんぱんだった。 そんだけ。

JAZZ喫茶とJASRAC

JNさんの記事に『ビートルズ生演奏で著作権法違反、スナック経営者逮捕』ってのがあった。 →http://blogs.yahoo.co.jp/nietzsche_rimbaud/41898339.html じつは、ジャズ喫茶でも同様の問題は起こっている。 私が長年お世話になっていたところにも「料金徴…

ケータイ小説

昨日の大阪ローカルニュースでやってた。 「ケータイ小説」がけっこう人気らしい。書籍化されたものもあるそうだ。 「ケータイ小説」なんてぜんぜん知らんかった。 これ「ケータイ小説」であって「携帯小説」と書けないだろう。 『失われた時を求めて』なん…

1944年11月24日

辻潤の最後です。 昭和19年(1944)7月、放浪に終止符。東京に戻り上落合の静怡寮に住む。 11月24日。看取る者もなく死去、餓死。染井の西福寺に葬られる この24日に何か書いてみようかと思ってたのですが、書けなかったのではなく、忘れてしまいました。 11…

上か下か

今日は起きたきり爺さんを病院に連れて行く日。 待ち時間がけっこう長かった。 その間、患者さんや医師、看護師を見ていて気付いたことがある。 両手を後ろに回した時のある特徴についてだ。 後ろにまわした両手の中に、その部位が入る、入らないと年齢との…

John Coltrane

「じょ~~~ん・こるとれぇ~~ぇ~~~ん」と白石かず子が自らの詩を朗読したとき気が変わった。 もう、コルトレーンええなぁと人に言うのを止めることにした。 案の定、コルトレーンはジャズとは関係ない所で聴かれたり、語られたりするようになっていた…

山本作兵衛のこと

この頃、山本作兵衛や上野英信の名前を見かけることが多い気がする。 今日も朝日の読書欄に『追われゆく坑夫たち』のことを<大切な一冊>というコーナーで本橋成一という 写真家が書いていた。 まあ、そうは言っても今でも品切れや絶版が多いのは多いようだ…

Billie Holiday

おかしな言い方をする。 英語の歌詞の意味が理解できなくてよかったと思う時がある。 その歌声を聴いたとき、言葉を追っかけられないだけ、声を楽器の一つとして受け止められるからだ。 ビリー・ホリディ。 別にどうってことのない一日の終わりに、酒でも飲…

Albert Ayler

『破壊せよとアイラーは言った』なんて本を中上健次が出したりしている。 そんなこともあってか、アルバート・アイラーはジャズの破壊王みたいなイメージで語られることが多 いような気もする。 私がジャズ喫茶に入り浸っていた頃は、ジャズがフリー、フリー…

ざわわ

森山良子"オレオレ直太朗"を撃退!というのがあった。 →http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2006/11/24/01.html 「オレオレ、直太朗」というからばれたのだ。 「オレオレ、ザワワだよ、ザワワ」といえばよかった・・・わけはないか。 オレオレ詐…

GRANT GREEN

グランド・グリーンはジャズギタリスト。 ちょっと不思議なミュージシャンかも知れない。 同業者(ジャズ・ミュージシャン)に訊く好きなギタリスト?というふうな企画で必ず名前が出てくる。 それもベスト3では出てこないが、ベスト5とか10という中には…

インスタント・コーヒー

【山本夏彦大事典】にこんなのがあった。 →http://hw001.gate01.com/namekujiken/natsu/wordworth1.html <ネスカフェゴールドブレンド (ねすかふぇごーるどぶれんど)> テレビCMで「違いがわかる男」とやっているのを見て、夏彦はてっきりネスカフェを本…

なっとう

小さい頃から納豆は普通に食ってたから、関西人納豆嫌い説がいまだに納得できない。 私の周りでも嫌いという方が少ない。 これはひょっとしてメーカーの作戦かも?と思うことがある。 関西人=納豆嫌いというイメージを作って逆に消費量を増やそうとしている…

なま玉子

早口言葉にある<生首 生米 生玉子>の生玉子。 ん?ちょっと違ったか。 この頃、「玉子かけご飯醤油」がけっこう人気らしい。 その影響でか近在のスーパーでも「玉子かけご飯用卵」なんて売り出している。ごく普通に値段が高い。 その「玉子かけご飯」の話…

ゆで玉子

ゆで玉子。 関西で「煮抜き」ということもあるが、これは主に京都方面。大阪は古い人が使う程度。 むしろ「うで玉子」と「茹でる」が「うでる」になるほうが多い。 「ハードボイルドだど」はトリオ・ザ・パンチの内藤陳。 <読まずに死ねるか>の内藤陳。 日…

大杉栄のこと

「必然」という言葉に恨みはない。けど嫌いな言葉だ。 「必然」という言葉を使う奴にロクなのがいなかっただけのことだけど。 人間のやることなんて、せいぜい「結果的にこうなった」程度のもんと思う。 「必然」を使いたがるのは主に組織の人だ。政治、宗教…

湯 豆 腐

山本夏彦大事典というのがあった。 <辻まこと>の項はこんなん書いてた。 芸術家で、青年時代の夏彦の友人。武林イヴォンヌをめぐる恋のライバルでもあった。詩人・辻 潤と伊藤野枝の長男で、武林イヴォンヌの最初の夫。夏彦は辻と若いころ散々遊び歩き、そ…

張子の虎

ずいぶん昔だけど『香具師の口上(たんか)でしゃべろうか』を読んだ。 書いたのは坂野比呂志。 香具師の口上を保存し広めるには相応の役割を果たした人だ。 ここを/浅草雑芸団→http://www.t3.rim.or.jp/~noborugu/zatugei/zatugei.htm ただ、香具師の啖呵…

てんめい その三

みっちゃん・かよちゃん・おけいちゃん 駅前の繁華街でなく、路地裏や住宅地の中のあるお好み焼屋、一杯飲み屋によくある店の名だ。 おそらく、女将の名前が道子だったり、佳代子だったりするのだ。 それで行くと、どこかに「KABAちゃん」なんて店もある…

せ け ん

世間体。 今どきの若い人で、これを「せけんたい」と読む人もいるような気がする。 「世間」という言葉が好きだ。「渡世人」というのも好きだ。 渡世人→http://blogs.yahoo.co.jp/tei_zin/20246745.html 自分の身の丈にちょうど合うし、そこでしか生きてない…

て ん め い その二

クイックマッサージの店が目立ちます。 大阪やなぁ~と思う店の名前。 こり・トリマッセ と コリとるねーど 相変わらずベタベタ、コテコテと思うたら東京もそないに変わりません。 こり・とれーる って店名があった。さすが花の都、おフランスみたいやなぁ。…

て ん め い

しばらく行ってないので、写真もないのですが。 入ってる事務所のビル一階の弁当屋。 店の名前 めるせです・べんと いいます。 店の名前が変わってるだけで、いたって普通の店です。 シンジラレナァ~イ \(@o@)/ ...とヒルマンが言っておりました。 そ…

な ぞ

なぞ。 なぞは謎です。 ナゾーではありません。 花子ちゃんは怪人ナゾーによってさらわれたのでありました。 嗚呼、僕らのバットのおじさんは一体何をしているのでしょう? ・・・今日はここまで。そこの僕、今度からはタダで観たらアカンで。飴でも買うてや…

「日陰茶屋事件」辺りまで読んだ

瀬戸内寂聴(晴美)の伊藤野枝の評伝?『美は乱調にあり』、『諧調は偽りなり』を読み続けている。 「葉山日陰茶屋事件」くらいまで読んだ。 瀬戸内は資料を忠実に調べて書いているけど、人の行動する理由が男と女の関係や人と人との関係に しかないような書…

なにわの『名曲アルバム』

サラサーテと大阪。 サラサーテといえば「ツィゴイネルワイゼン」だ。 試聴→http://www.mediaplanet.jp/soundtextures/Vol.6-nare-mp3/Vol.6-07nare.mp3 しかし、大阪人はこの曲のイントロで脳内に、この人の顔が浮かんでくるのだ。 そしてパブロフの犬のよ…

ヨキミセサカエル

ヨキミセサカエル スーパーで働いていたとき、レジの右側に配列されてた商品分類キーにつけられた名称だ。 ヨキミセサカエルは、良き店栄えるの意味だ。 ヨキコトキク(斧・琴・菊)の犬神家一族とは何の関係もない。 ヨキミセサカエル。 例えば、衣料品のフ…

『赤頭巾ちゃん』は安かった

実家に戻って一年ちょいになる。 商店街を歩くと、いろんな店のおっちゃん、おばちゃんに声かけられるようにもなった。 おねえさんからはない。 町に詳しくなったといっても、買い物中心となるから、その他の場所に行く機会は滅多にない。 歩いて五分の書棚…

も ち

田舎に住む姉から、今年はどれくらい送ろうかと電話があった。 餅。 お餅も入ってべたべたと安くてどうもすいませ~んは林家三平だけど関係なかった。 この頃のスーパーなんかで買う餅は根性がない。 口にいれる前から溶けている。「お前誰や?」 「何ゆうて…

お こ し

「粟おこし、岩おこし、ようお越し」、こんな出だしの漫才師がいたけど、名前忘れた。 私のアホアホ幼馴染も漫才師だったことがある。 某公共放送のコンクールで新人賞取って、前途洋洋に見えたけど前途多難の間違いだった。 本人も、追い風が向かい風に変わ…

甘粕正彦

甘粕正彦は、満洲映画協会理事長だった。 昼の満州は関東軍が、夜の満州は甘粕が支配すると言われていたそうだ。満州の芸能界の親分だ。 訳ありで国内にいられなくなった芸人、食い詰めた芸人、一旗あげようと満州にやってきた芸人と彼らは だいたい甘粕のお…