ゆで玉子

ゆで玉子。

関西で「煮抜き」ということもあるが、これは主に京都方面。大阪は古い人が使う程度。

むしろ「うで玉子」と「茹でる」が「うでる」になるほうが多い。


「ハードボイルドだど」はトリオ・ザ・パンチの内藤陳。

<読まずに死ねるか>の内藤陳。

日本冒険小説協会の会長らしい→http://aisa.ne.jp/jafa/jafa_page.html


「ハード・ボイルドだど」といっても、日本の作品には乾いたような感覚のものが少なくてもう一つだ。

設定なんかも、某T大で学生運動ドロップアウト→バー経営&プロボクサー&探偵→かっての同志だっ

た彼女の娘に惚れられる。なんて設定がけっこう多い。

おいおい、それオッサン向けのハーレクイン・ロマンスやんけ!のようなやつが多い。

数年前に出た、原燎の久々新作『愚か者死すべし』をまだ読んでないの思い出した。

今度、読もう。


そんなんで、四国の某所に仕事に行ったときの話。

朝、喫茶店で珈琲&玉子+トーストのモーニングを頼んだ。

私は、ゆで卵をデボチン(オデコね)で割る癖がある。

昔は、猫の額と言われてたが、なぜか額が広くなってきている。まあ、生え際が後退しつつあるわけだ。

いつも通り、儀式のようにデボチンで玉子を割った。

ペシャと割れて、生暖かい液体が顔と四方に飛び散った。

生卵だったのだ。

何の罰ゲームだろうかと一瞬思ったけど、数秒で気持ちを立て直し、この辺りの人は朝から生卵を飲んで

精をつけるのかと思う努力をした。

なんでもない、店がただ間違っただけであった。


どうも、ゆで卵をオデコで割るのはダンデーではないようだ。

ダンデー批評の第一人者である、大ざえもん氏の評価を待とう。


・・・m(_ _)m