2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

八 百 卯

ここでちょっとその果物屋を紹介したいのだが、その果物屋は私の知っていた範囲で最も好きな店 であった。そこは決して立派な店ではなかったのだが、果物屋固有の美しさが最も露骨に感ぜられ た。果物はかなり勾配の急な台の上に並べてあって、その台という…

俊 徳 道

店の前に出ているサンプルに「大阪の味 きつねうどん」と書いてあったので、よし、今日は「きつね」 でもやっつけたれと思うたのだけど、「きつね」のサンプルの隣に「大阪の味 カツ丼」とあった。 こうなると、「大阪の味」の何がどないやねん!状態になっ…

厳寒は裸の旬である

「厳寒はハダカのシュンである」。これは中西悟堂の『ハダカ哲学』の書き出し。 実際に五十を過ぎてから、悟堂さんはハダカ暮らしを始めた。 朝のハダカ歩きについては、地元の警察署長に確認をとったりもしている。 「どこまでのハダカなら軽犯罪法にかから…

ひ ち

昨日の昼、日本映画専門チャンネルで田宮次郎の『喧嘩犬』やってて、ちょっとだけ観た。 去年、低所得高齢者一家の所にもCATVが引かれて、TVと電話とネット3つまとめてどうや!とCA TVの営業に迫られて入ったんで、そんなチャンネル観られるよう…

象の墓場

近所の空き地。 少し前まで一本の桜の木があって、春には不法投棄のゴミの中で花を咲かせたりもした。 それから、桜の木の下でオッチャンが回収した空き缶や新聞を仕分けしたりもしてた。 こないだ桜の木も切られて、死体を隠すように青のシートで隠されてた…

ぼ く し

上原專祿『死者・生者』を読んでいたら、後書きに1970年の1月に上原專祿が真壁仁に宛てた手紙の内容 が一部紹介されていた。 この二人に交流があったこと、真壁仁が上原專祿の影響を受けたということも初めて知った。 1980年のはじめ頃のこと。 神戸は六甲山…

弟子募集!

昨日、近くの国道沿いをヘコヘコ歩いとったらラーメン屋の店先に<弟子募集!>の貼り紙があった。 何とのう意味はわかるけど、違和感がキツイなぁと思うた。 この頃はラーメンも「ラーメン道」みたいな感じになって、ヤヤコシイ店にはいると、心して食え!…

ひらがな

「よかいち」、「いいちこ」、「かのか」、「はないも」、「むぎのか」それから「それから」。 スーパーの棚にある焼酎の銘柄。 ひらがなが多いのは、なんでや? 家の酒は酒屋に頼むから店では買わない。 焼酎は二階堂、季節に関係なく湯割りで呑むことが多…

十三の父

十三の父は、新宿の母とは何の関係もおまへん。 ついでに、ゴルゴ13とも関係ない。 大阪の十三には、むかし<十三トルコ>という名の風俗店が駅前にド~ンとあって、梅田方面から車で伊 丹空港へと向かっていた、團伊玖磨がネオンを逆に読んでしまって、ゲ…

か く さ

9日の金曜日に梅田から南森町と徘徊してた時のことでおます。 あんまりにも有名なんで写真なんぞ撮ったら、大阪の素人かいなと言われそうなんで撮らんかった。 例の靴屋。 もうあかんやめます! と書いてありながら30年以上。何でか言うと30年ほど前に…

客、ドテ焼きを注文する

昨日は梅田で人と会って、それから駅前ビル内にある市の関連部署で交渉事を一つやっつけて、阪神で具 が全部溶けるほど煮こんでいながら、なんでかタマネギだけ生き残っているカレー、290円を食った。 食いながら、そういえばF元君とは年末から会ってないの…

あちょう

アチョウ! ・・・・・・・ ブルース・リー しょぉもなぁ、サブイボ出るわ! <○ちょう>もエエ加減にせんとなぁ。 【ショォモナイ】 つまらない。くだらない。取るに足らない。仕様もないの訛りである。 【サブイボ】 寒疣。さむいぼ。ぞっとした時などに皮…

きちょう

PINKさんの最近の一連の記事を記帳します。 ◎『イスラム教徒だと・・・?』 ◎『メディアが決して伝えないガザの事実』 ◎『喪中なりぃ~...』 ◎『【注】衝撃に弱い方はご遠慮ください。メディアが伝えられないガザの事実-最新情報-』 ◎『知られない …

ふちょう

ビョーキ男が元旦から、<正月やのにワシはなんでこんな有様やねん病>に罹り、調子が悪い。 正月でなくても、そんな有様やし、別にかまへんとは思うてる。 けど、これ以上安モンの壁に穴あけられたら、家中が虎のロゴマークだらけになるのでちょっとキツイ…

いちょう

毎度です。 とにかく、昨日が『やちょう』やったから、今日は『いちょう』。 私は、銀杏という字をギンナンとしか読めんオッサンです。 ところで、御堂筋のいちょう並木は、今も830本くらいあるらしいです。 いちょうは大阪府の木です。 アントニオ猪木は…

やちょう

え~と、前にも紹介したこの写真です。 右が辻の潤さんで、左の筒井康隆の親父みたいな人。 この人は中西悟堂。 どっかできいたことある思いながら放ったらかしにしてました。 正月にノーミソがいちだんと酒に浮かんだとき思い出したのです。 日本野鳥の会の…

商店街を歩く

元旦。 チェーン店だけが営業している商店街を歩いた。 人通りはあるけど、駅に向かうか、駅から目的地に向かうかのどっちかでしかない。 ついでに、酔っぱらいもおらん。 正月向けの琴のBGMがアホらしい。 ちょっとだけ冷たい雨が降った。 年末に、駅の…

きんが・・・

去年は生きとった、うちの爺さん。 歳のせいか乾燥肌で、しょっちゅうカユイカユイゆうとった。 夜中に私の枕元に立って、痒いねんとゆうたりもした。 ほんでも元旦早々・・・ ・・・キンがカイネンとは言わんかった。 しょうもないオチやなぁ。 ほな。