2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧
人に会うため梅田に出た。 帰り、例によって古本屋を覗いてみる。 この頃は、街に出てオネイサンを追っかける元気はない。 まてよ、むかしから追っかけても捕まえたこともないなぁ。 むしろ、罠にかかって悲しい目にあったことの方が多い気もする。 今日は、…
商店街でも馴染みになった。 にいちゃん、今日これ買うとき!とか、元気だしや!と店の人から声かけられたりもする。 とりあえず、いまだに「にいちゃん」呼ばれるのがうれしかったりする。 ところで、商店街を歩いてて気が付いたんやけど、絶滅したか絶滅寸…
私が働きだした頃は、まだ「半ドン」なんてのがあった。 貸しビルの一室の冷暖房は、石油ストーブと扇風機の時代。 ・・・関係ないけど、冬、事務所のストーブでスルメ焼いて飲んだりしたなぁ。 半どん。 土曜日は勉強も労働も午前中で終わり。 勉強が半どん…
貧乏神というものの生態をよく知れ・・・貧乏神というものはのう、人が貧乏してんのをニタニタ 笑うてるのではない。 人が一生懸命まじめにこつこつと働く、その働いた養分を吸い取って、生きてるのが貧乏神という もんじゃ。一生懸命まじめにこつこつ働くと…
店に入る。 「いらっしゃい」、「まいど」という声をききながら、おかずを二点ほど取る。 空いたテーブルにおかずを置き、「飯いらない」と言いながら、勝手にビィルを取り出す。 私はこんな具合に、大衆食堂で一杯やるのが好きなオッサンだ。 まるで家にで…
赤星、切れてましたなぁ。 どないな野次やったやろか? ①さすがレギュラー!(岡田監督)・・・(スタメンに)入ってねえんだよ!このヤロー! ②セコム入ってますか?(長嶋茂雄)・・・入ってねえんだよ!このヤロー! ③家族割り入ってる?(孫正義)・・・…
慎み深い若い娘のいた宝くじ特設売場で頼まれたクジを買って、帰りしなカッパ横丁の古本屋で何冊か買った。 本が読みたいなら歩いて5分も行けば図書館もあるけど、この頃は古本屋に行きたい思うことが多い。 古本屋街の最後の店でオリオン社版の辻潤全集を…
ビョーキ男に頼まれて、サマー・ジャンボ買いに行ってきた。 大阪最強の宝くじ売り場=駅前第4ビル特設売り場。 <大阪最強>って本人がゆうてるくらいやから間違いないやろ?→http://oh-atari.com/ 私は、まだ<大阪最強の>実力を未体験やけど。 まぁ、秘…
小さい頃、天麩羅ちゅうのは芋と玉葱それから紅ショーガだけのもんや思うてた。 少し大きくなって、イカやらエビやらの天麩羅食っても「これ、天麩羅ちゃう!」と心の中で叫んで た・・・美味かったけどね。 今なら、回らない寿司屋に入って「ここ寿司屋ちゃ…
用事があって南森町まで行ったので、帰りに天神橋筋商店街の古本屋のはしごしてきた。 5軒。 最近、この辺りの古本屋が元気だということらしい。 たしかに、店数も増えている。 欲しい本がなかったとか、そんなわけでもなく、何となく買わずに帰った。 私は…
うれしがり。 大阪以外でこういう言い方をするかどうかはわからん。 調子者というのとはチョット違う気がする。 で、私は当然ですけどうれしがりです。 「おい、低人よ。茶シバキに行かんか?」 「邪魔くさいからやめとくわ」 「それがな、あこの店の娘をF…
しゅーまん2号さんの発する イヤン が耳について離れん。 アホか! しもたっ! アカンがなぁ! どないしょ? 何すんねん! オッサンの毎日が、そんな言葉だけで成立してるわけでもない。 時にイヤン!と言いたくなるような出来事だってあるのだ。 で、イヤ…
爺さん&婆さんの遺品を片づけんといかんのやけど、一向に進んでない。 一つ一つに思い入れがあって、なかなか処理できないというわけでもないのやけど。 爺さんは、最後の方では何かと不穏な行動もあったので、どこに何が入ってるかいちいち確認せんと、い …
福永光司訳の「老子」を適当に読んだりしている。 生きることにとらわれない者こそ、命を大事がる者にまさってるのだ。 というのに出くわした。 命の遊び方がわからん。 そんだけ。
ずいぶんと昔の話。 大阪は梅田の喫茶店でダラダラした時間を過ごしていた頃の話し。 珈琲80円のハイライト120円やった思う。 外国のオネイサンが入ってきて、身振り手振り込みで店の人と会話して、何かを注文した。 その間、閑な私とアホ友達はずっと注ぎ目…
熱いご飯に、豆腐をのせて醤油をかける。 当たり前のようにグチャグチャにして食う。 うまい。 小さい頃からそうして食ってたから今も時々そうする。 今日もやった。 豆腐屋のラッパも、もう聞くことがない。 あの妙に外れたような音は好きやった。 関係ない…
kobacyouさんの『母の思いで』。 読んで下さい。 私には、このような記憶はないです。 けど、私がいたことでオカンは普通より余分に自分の命を削った思います。 すんませんでした・・・と詫びるしかないです。 そんだけ。
何度か紹介してます、辻潤の書です。 この書、よくみれば「仙吉君へ」とあります。 仙吉君とは、宮城の辻マニア、菅野青顔の子供であり、仙吉という名も辻の命名だそうです。 そんなんで、この書が書かれた頃の辻潤の様子を、菅野青顔の『我が人生の教師よ』…
たしかに私の腹は出ている。 姪の子供(三歳)は、そんな腹がずいぶんと気に入ったようだ。 昨日の晩から、やたらと私の腹を触りに来た。 そんでからに、揉む。 揉みながら、こんなことを言う。 オッパイ オッパイ (.人.)ヾ(^ )モミモミ さっき、自分で揉んで…
これ、保育社のカラーブックスシリーズの一冊で、『大阪の味』。 ちょっと前に用事で四天王寺辺りに行った時、「青空古本市」開催中で、百円で買った。ちなみに定価は 250円やった。 奥付を見ると、1968年発行とある。 庄司薫の『赤頭巾ちゃん気をつけて』が…
桂枝雀さんが、冷奴でコップ酒を呑んではるのに出くわしたことがある。 ・・・コップ酒とゆうても、サイダーのマークが入ってるようなコップではない。 あぁ、自分がキリンだったら、この喉ごしをもっとながく味わえるのに。 そんな感じの至福な顔してはった…
坪内祐三の『大阪おもい』に、吉行淳之介が<カレー蕎麦>が好きだとあった。 吉行のどこかの文章に書いてあったかどうかは、出典先が書いてないのでわからん。 ・・・坪内は嫁ハンが大阪の人で、徐々に大阪化が進んでるようや。ええこっちゃ。 で、その<カ…
以下は、辻まことの『おやじについて』からの引用です。 辻潤は、実像が判らなくなるほどに逸話で語られることが多いですので、長いですけど引いてみました。 すべての倅にとって、おやじとは、煙ったい人物の代名詞かも知れないが、私の場合はまた別様な 意…
田辺聖子の『大阪弁ちゃらんぽらん』読んでたら、なるほどなぁという話に出くわした。 これと似たような経験はある。 「行きま」という大阪弁の話。 「行きま」はこんな具合に使う。 「あのぉ、この電車は十三に行きますでしょうか?」 「行きま」 「いや、…
大阪の北浜という辺りに行ってきた。 証券取引所があり、三越があったりした所。 薬の町、道修町も圏内。 東京から帰って、半年くらいブラブラして尻に火がついた頃、ここにあった会社に入って5年ぐらい番頭 のようなことをしてた。 で、いつものように<酒…
百均のレジ前にCDが置いてある。 少し前に買ったけど、どっかにいったので、また買った。 京山幸枝若の『会津の小鉄/ 阿武松緑之助』。 当たり前やけど、名曲『河内百人斬り』は百均CDにはない。 去年も書いたけど、広沢瓢右衛門の『雪月花三人娘』が聴…