2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

死亡推定日

アンブローズ・ビアスの『悪魔の辞典』。 たしか?<HOMICIDE(殺人)>の項は、「正当と認められる」から「許されざる殺人」までの四段階に区 分されていた。 それで、最後にこう書いてある。 この分類は、法律屋が役立てるためにあるので、殺される当人に…

夏が来れば・・・

夏が来ると、いつも実感してしまうことがある。 私は、汗かきだ。 阪神のエステバン・ジャンくらいな汗かきだ。 動かんでも汗をかく。 で、その汗。 額から直線で流れてくる。 目に入ってしようがない。 10年くらい前から、そんな具合になりはじめた。 む…

ひとむかし

「十年一昔」言うらしい。 それで行くと、家の爺さんは九十歳やから「九昔」を生きてきたことになる。 ほんで、婆さんは八十三歳で「八昔」ちょい。 昔話は、「むかしむかしあるところに」ではじまる場合が多い。 これは、昔×昔=十年×十年=百年前ゆうこと…

変らない味?

片付けておかねばならぬ それもまた みんな忘れて呑んでしもうた 山崎方代に、こんな一首がありますが、ほぼそのような日々を送っております。 ところで この味で30年 いっそう美味しくなった、自慢のカレー饂飩! こんな看板の店に入った。 どうでもいい…

♪エンヤコラセェ~ ドッコイセ♪

これ、去年の7月24日の記事です。 病院の帰りに、近所の公園が夏祭りの準備をしてました。 夏といえば、河内音頭です。 で、記事を書こうとして、去年書いたのを思い出しましたので、再上映します。 ようするに、手抜きであります。 いま、いっちゃん(い…

ライスですね

何かとあって、家人の世話も一人では太刀打ちできなくなり、姉(ネー)やんに助太刀を頼んだ。 きょう、新大阪駅まで迎えに行って、状況と善後策の打合せもあり、とりあえず、そこいらの店に。 私は、例によって「生ちゅう」と思ったが、姉やんが、いつもの…

あほらしやの鐘

「あ~、あほらし。あほらしやの鐘が鳴るわ~」 むかし、花登筺のTVドラマ『おからの華』の中で、藤岡琢也が、いっつも言ってたから、大阪の言葉か と思うてた。 けど、斎藤美奈子に『あほらし屋の鐘が鳴る』(朝日新聞)があって、斎藤美奈子は新潟出身や…

あ め

朝も早ようから、蝉が鳴いて、それを応援するように日差しも夏らしくなった。 と思ってたら、急に曇ってきた。 とにかく、ここしばらくは雨がよう降った。 雨。 カスケーズの『悲しき雨音』、CCRの『雨を見たかい』、カーペンターズもあったし、三善英二…

姪の子供に、「河童」は外国では「アルシンド」ゆうねんぞ!と教えたら、姪にしばかれた。 間違うたことを教えたので、しばかれたのではない。 アルシンドなんて、誰も覚えてないわい!と怒られたのだ。 やはり、古いのか。 ところで、そないに相撲が好きな…

へらへったら へらへらへ

♪へらへったら へらへらへ はらはったら はらはらは♪ こんなのを、覚えたのは『俺はども安』というTVドラマでやった。 「ども安」を演じたのは、砂塚秀夫。 この人とこのドラマ、けっこう強烈に頭に残ってます。 で、砂塚秀夫演じる「ども安」が、「へらへ…

そんな、ば・・・

昨日のこと。 病院の玄関先で、電話しているオッサンから、その言葉は聞こえてきた。 そんな・・・バナナ。 うわぁ!と思い、しばらくオッサンの顔を見つめてしまったのだ。 向こうも、にらみ返してきたけど、人相勝負では、断然勝ってるので、オッサンは目…

やってみた

ここんとこ、凝りがひどくて、ノーミソがガチンガチンになってもうてます。 こんなときは、マッサージがいちばんやし。 ノーミソのマッサージにはこれ。 グビッ!(*~ρ~)ゞプハー マッサージしながら、PINKさんとこで、【木精占い】ゆうのをやってたから、…

『水島流吉の覚書』

昭和十八年、中西悟堂邸に立ち寄った際の辻潤の写真がありました。 【ようこそ稀覯本の世界へ】というHPの中の「文學アルバム」に掲載されております。 ●辻潤 昭和十八年十一月初旬 中西悟堂邸→http://kikoubon.com/tsujijun3.html ●中西悟堂と辻潤→http:/…

かめへん かめへん

大阪の電車。 あの有名な「指づめ注意!」のステッカーを、ここんとこ見かけへん。 「戸袋にご注意下さい!」という、東京風な表現に変ってたりする。 戸袋に注意!とあっても「戸袋」が何かわからんかったら意味がないように思う。 スマートではないけど「…

せわしない

「せわしない」。 べつに「世話をしない」という意味やないです。 これも、関西限定の言い方なんやろか? ところで、「せわしない奴」ってどんなんかというと・・・ 「表に出たら丼池筋、これをどんと北ィ突き当たる」-<①丼池> 「イヒッ、でぼちん打つわ…

短 冊

月曜日に爺さんを救急車で運んだ。 しかし、爺さんはしぶとい。 翌朝、意識が戻ったが、私の顔をみるなり、こんな事を言いよった。 「ここ何や。お茶も、朝飯も出さんのかい!」 旅館と違うちゅうねん。^^; 婆さんが退院する日に、爺さんが入院しよった。 オ…

『辻潤と低人教』

辻潤が、生前に出した著書から、翻訳等を外して時系列で並べてみると、なかなか面白い。 『浮浪漫語』大正11年(1922) 『ですぺら』大正13年(1924) 『どうすればいいのか?』昭和4年(1929) 『絶望の書』昭和5年(1930) 『廃人の独言』昭和10年(1935)…