ライスですね

 
何かとあって、家人の世話も一人では太刀打ちできなくなり、姉(ネー)やんに助太刀を頼んだ。

きょう、新大阪駅まで迎えに行って、状況と善後策の打合せもあり、とりあえず、そこいらの店に。

私は、例によって「生ちゅう」と思ったが、姉やんが、いつものように、大きな声で「●●ちゃん」と

「ちゃん」付けで、説教かますから断念したのだ。

・・・なぁ、それやめてくれや。


しょうがないから、ご飯を頼んだ。


「ほんなら、ご飯ちょうだい」


「はい、ライスですね」


ん?


なぜに、「ご飯」を「ライス」と言い換えるのだ。


私は、先々に、白骨化した状態で発見されても、「あっ!これ大阪のオッサンに間違いない」と、鑑識に

まわさなくてもいいくらいな、わかりやすい大阪人だ。


日本語に不案内な人が「ご飯下さい」と言って「ライス」と確認するならわかるけど。

こてこてのオッサンが「ご飯」と言ってるのに「ライス」と言い換える必要がどこにあるんやろ?


むかしから、こういう言い換えはけっこうあって、気になってしょうがないのだ。

たとえば、喫茶店で「牛乳おくれ」と頼むと、必ず「はい、ミルクですね」と言い換えされたりする。

これは、いったい何の名残なんやろ?


わからん。


しかし、とりあえず食いながらの打合せ中もそうやったけど。

●●ちゃんって呼ぶのやめんかい!

カンニンしてくれ。


そんだけ。