2008-01-01から1年間の記事一覧

腹を立てろ

腹 を 立 て ろ 不 平 を 言 え も の を 苦 に し ろ 笑 顔 で 暮 ら せ ^ω^ 【追加 2009/1/1】 むかし、釜ケ崎におったときに、交番の横の掲示板に、こんな標語みたいなんが貼ってあった。 腹を立てるな 不平を言うな ものを苦にするな 笑顔で暮らせ あん…

ぎんぎらぎん

ビョーキ男がレコード大賞を観ている。 合間々に覗いたら『ぎんぎらぎんにさりげなく』を歌ってた。 この歌にはアホな記憶がある。 ある時、エロエロあって仏画を販売するような羽目になってもうたことがある。 もちろん複製やけど、それなりの値段がついて…

喪 中

仕事をしてた時は、いわゆる得意先への年賀状は出していたが、私的な賀状は今まで出したことはない。 去年、今年と婆さん&爺さんが死んだので、それぞれの知り合いに喪中葉書は出した。 そんなわけで、今年は家に賀状がくることもないだろうし、それはそれ…

インバチェンスを買いそうになる

コーナンに何かと買いに行ってきた。 洗剤やらゴミ袋やら何やらかんやらと。 ここは月一くらいの割合で雑多なものを買いに行く店なのだ。 ところで、ある時からコーナンに入るとオバハンのささやきが聞こえるようになってきた。 アンタッ、インパチェンス買…

辛い乳房

少し時間があったので、梅田の大丸で今日から始まった古書市に行ってきた。 何も買わんかったのは、古書市の内容のせいでなくて、私が買いたいと思わなかっただけのこと。 年内は梅田に出ることもないので、ついでにカッパ横丁の古本屋3軒にも寄ってきた。 …

こいてる

世間が、祭りだろうと戦争だろうと、こっちはこっちの都合で生きとるんで、とりあえずは鍋。 世間が、こっちの都合もきいてくれとする場合もあるけど、それはそれで折り合いつけるしかない。 折り合いつけへん時、どないするかは、その時に考える。 作る鍋は…

はんなり=あっさり+まったり+こってり

毎度です。 しっかし、なにかとありますなぁ。 先だって、知り合いがやってきたので近在で評判の饂飩屋に行ってきた。 「さっぱりわやや」 「そうかぁ、ほな笑わなしゃぁないなぁ」 「そうはいかんからやなぁ・・・」 「ほな、怒れや!」 「・・・・・・」 …

ゴ リ ガ ン

『大阪ことば事典』を買ったので、前から気になっていた言葉を調べたりしてた。 ゴリガン(名) 強引に物事をやって行く者。我を押し通す人。理不尽者。ごり押しの漢の意か。 こんな具合に書いてあった。 ゴリガンという言葉は、足立巻一の『関西人』という本…

忘れて日が暮れれば明日になる…

予約していた『タルコフスキー日記』が中央館から届いたので、歩いて五分の区立図書館に行く。 ビョーキ男がイマイチで、古本屋探しもままならんので、とりあえず図書館で借りる。 ついでに何冊か借りてくる。 橋爪節也の『モダン道頓堀探検』は、織田作之助…

挿 絵

少し前に、目玉医者さんの記事に惹かれて『ドン・キホーテ』を途中まで読んだ。 最初は、会田由訳で読んでいたけどやや辛かったので、牛島信明訳に変更。 他には、荻内勝之訳と堀口大学訳もある。 途中までというのは、本のせいではなくて私の事情。年明けか…

ハ抜け

ハ抜け 助詞のハ(ワ)は省略される場合が多い。(ガ・ノ・ヲ・ニ・トも同じ) <例> そんなもん見んでもええ(そんなものは見なくてもよい) 字ィ上手やけど、絵ェ下手やなァ(字は上手だが、は下手だね) 夏長うて冬短いもん、なァに(夏は長くて冬は短いも…

暦を酒屋が持ってきた

こないだ酒屋が来年の暦と酒粕持ってきた。 いつものように、暦は3枚で、酒粕は飲んでる焼酎よりはるかに上等なん。 「お互い、2年続けて賀正ラベルのビィルなしやなぁ」と、ちょっとだけしみじみする。 その暦のこと。 この前『大阪図像学ー近世の庶民生…

行き暮れて・・・

メガネを変えたので、字が見やすくなった。 理解度は変わらんけど、とりあえずうれしい。 さっそく、こないだ古本で買った織田作之助の『わが町』を読んだ。 『わが町』には、主人公のベンゲットの他ぁやんこと佐渡島他吉と同じ長屋住まいということで、『夫…

時々は地下鉄

ひと駅向こうまで歩いて買物に行った。 特別なもんを買いに行ったわけでもなく、いつも買ってるようなもの。 この駅近くのスーパーも、似たような暮らし向きの住民しかおらんから、置いてるもんもほぼ同じ。 こういうのを<時々は地下鉄>と仲間内ではゆうて…

メ ン チ

お客さん、どちらまで? ケネディ空港まで頼むわ はい へぇ~え・・・ お客さん、どないしはったんですか?えらいため息ついて 野球選手探しに日本から来たんやけど、ええのが見つからんかってなぁ そうですかぁ。お客さんはそういうお仕事してはりますの? …

ぎょにく

この頃の魚肉ソーセージ、両端に止め金具みたいなのがついてない。 進化したとも言えるし、その他の社会事情でもあるんやろけど。 いっつも歯でソーセージのセロハンを破ってたけど、時々その金具を噛んで痛い思いをした。 魚肉ソーセージは小さい頃から食っ…

summertime

ずいぶんと前の記事で書いた、Albert Aylerの『summertime』がYouTubeにアップされてた。 とりあえず、冬やけどsummertime。 むかしの記事→http://blogs.yahoo.co.jp/tei_zin/23987015.html ほな。

お も い

朝からの雷と豪雨に関係なく、昼過ぎまで酒が残ってた。 きのうは、F元君が見つけた大阪天満宮近くの若い夫婦がやってる店で沈没した。 特にコレというもんがあるわけでもないけど、店主の若夫婦が健気で気持ちのいい店やった。 客筋も約2名を除いていい。 …

とむらい

爺さんは今年の三月に逝ったけど、二月に爺さんに縁の人が一足先に逝った。 先だってその葉書がきてたわけだけど、今日ようやく遺族と連絡が繋がった。 何かと訳ありなので…そうゆうても五分五分の義理欠き…お悔やみの一つもせんとアカンので電話した。 先方…

メ ガ ネ

目がカンニンしてくれ!というてるのでメガネを買い換えることにした。 今のメガネにして4年になるけど、老眼はかなり進行。 この頃は、目に「もっと根性いれんかい!」と気合い入れたらんと字を読むのが辛くなってのだ。 そんなんで、目は重くなりぃ~の、…

商 店 街

いつのまにか12月になってもうたです。 早いですなぁ、「荒淫矢の如し」ゆうやつやね。 去年は11月終わり頃から商店街に♪チンコノベル♪が鳴ってたけど、今年は鳴らん。 商店街で、酒屋&立ち呑み屋&青果店のオッサンから「最近、店(立ち呑み)来んなぁ」…

『白痴は予言する』

辻潤の翻訳を集めたものに『螺旋道』があります。 『白痴は予言する』は、ヘッセが『白痴』のムイシュキン公爵について書いたものの訳です。 けっこう長いですが、私なりに書き抜いていた所を部分掲載します。 『白痴は予言する』ヘッセ/辻潤訳から これ等の…

『わ が 町』

スーパーまでが近道になる路地。そんな路地の家二軒、続きではないけど更地になってる。 現在進行中の道路建設やマンション造成とはなんの関係もないのはわかる。 そんな場所には建ってない。 ここ数年、こういうのを見ることが多くなった。 住んでた人が亡…

混 ぜ る

カレーが月一のご馳走という家に生まれて育った。 そんなんが家庭のジジョーなんか、それとも世間もそうやったかは知らん。 皿にご飯が若草山みたいに盛ってあって、山頂辺りからカレーが注がれる。 肉の記憶はあんましない。 家族全員が腹減らしてたのか、…

唯一者とその所有

神や人類が何物にも患わされずに、ひたすら自分のために生きているとすれば、僕らも僕らのこと 以外には、何物にも患わされずに生きたらどうであろう。 もし神様や人類がすべての内容を持っているとすれば、それはそれで承認しよう。要するに僕は何 も持って…

にひる・にる・あどみらり

「私は太陽の如く希望に輝いている。」 と云う文句と 「私は痩犬の如く人生に疲れている。」 と云う文句を書くには同一の努力がいる。 - 辻潤 『にひる・にる・あどみらり』より 写真は、昭和18年11月、中西悟堂邸でのもの。翌19年11月24日に、辻潤は餓死…

ふらぐまん・でずされと

おれの現在は此処には不在だ おれはおれ自身で包まれている さしまねく遊星とてもない 生はおれを無視して存在している 辻 潤 『ふらぐまん・でずされと』 辻潤によるボードレールの訳詩 『どこでもいいからこの世のほかへ』 ――ボオドレエル―― 人生は病院。…

かばねやみ…辻潤

かばねやみ 港はふける ルンペンの のぼせあがった たくらみは わらで束ねた干し鰈 犬にくわせて酒を飲む むこう遥かに沖見れば ばかに大きなお月様 丸い顔して薄化粧 商売なれば是非もなや やくにも立たぬこのからだ 抱いてねたとてなんとしょう うそで固め…

潤とまこと

写真左が辻まこと、右が辻潤、真ん中は知らん人。 人は生まれながらその人として完全である。 その人として成長し、その人として死ねばそれでいいのである。 「真人間」にも「超人」にも「犬」にも「仏」にもなる必要もなければ、 また他から「なれ」という…

今なんじ?

ゴジラ! ・・・しょうもないギャグですんまへん。 今日は日本映画専門チャンネルちゅうやつで、朝から晩までゴジラやってるみたいです。 昼やってたのを、粕ウドン食いながら観ました。 粕ウドン。作りすぎた粕汁にちょっと出汁足してウドン放り込んで終わ…