忘れて日が暮れれば明日になる…

 
予約していた『タルコフスキー日記』が中央館から届いたので、歩いて五分の区立図書館に行く。

ビョーキ男がイマイチで、古本屋探しもままならんので、とりあえず図書館で借りる。


ついでに何冊か借りてくる。

橋爪節也の『モダン道頓堀探検』は、織田作之助の『夫婦善哉』で描かれた店の位置が実際とは微妙に違

っているというのを確認したいと思うた。

『猛虎は死なず』は虎の新監督の真弓明信が91年に出した本。引退が95年やから現役の時の本になる。

どないやねん?という感じ。

それと山本周五郎の『季節のない街』とカミュの『異邦人』。


ここの図書館の1階はスポーツセンターになっていて、年寄りが水中ウォーキングをやりに・・・とい

いながら、実はセンターの風呂に入るのを楽しみにやってくる。

私も右足の具合が悪いので、数年前に一回だけ行ったことがある。

爺&婆が寄ってきて「兄ちゃん、ええ体してんなぁ」と体をパチパチ叩きよるんで二度と行かん。


タルコフスキーとは違うけど、映画といえばブログで教えてもうたんやけど、監督が山下耕作中村錦

介主演の『関の弥太っぺ』がDVD化ということらしい。


誰でも、実生活と重なって記憶されたような映画や歌や小説やとある思うけど、私の場合はこれ。


DVDはF元君をそそのかして買わせるとして、DVDプレーヤーをなんとかせんとあかん。

    この娑婆にゃあ、悲しいこと、辛えことがたくさんある
  
    だが、忘れるこった
  
    忘れて日が暮れりゃ、あしたになる・・・・

この台詞が、かれこれへばりついております。


これも教えてもうたんやけど、Youtubeに映画のラストシーンがアップされてて、この台詞が聞けます。

さっき、久し振りに聞いた。


ほな。


●『関の弥太っぺ』のラスト→http://jp.youtube.com/watch?v=wFBH8vZAuMI