2008-01-01から1年間の記事一覧

世のまがい者

先週の夕刊に『曾根崎心中』の完本が近松研究所で公開されるとあった。 『曽根崎心中』の完本は、今年の夏くらいに富山県の黒部市立図書館の寄贈本の中から見つかったもの。 ・・・関係ないけど、織田作の『夫婦善哉』のぜんざい屋のお福人形(初代)も富山…

喪中葉書

爺さんの十代の頃を知っている人が二月に亡くなったと葉書が来た。 もう爺さんの十代を知る人はいないはずだ。 爺さんの十代はこの世から消えた。 私が死んでしまえば わたくしの 心の父はどうなるのだろう (山崎方代) どうなんのやろなぁ?思うけど、そん…

最強の水

梅田に出てきた。 先だって事故に遭ったアホ友達の件でエライ人と話した。 煙草も吸えんし、屁もこけんような所やったので、帰りしな立ち呑みで一杯やってきた。 瓶ビィル大とドテ焼き。 立ち呑みで、煙草は吸ったけど屁はこかん。 相変わらず微熱と鼻グスン…

ど ろ

毎度です。 しばらく更新してまへんでしたけど、アチコチで中島みゆきの夫と名乗ってたわけでもおまへん。 名乗るとゆうたら昔アンコ(日雇いね)やってた時、とりあえず名前がいるんで「辻潤」名乗ったことあ ったけど、私なんか可愛い方で「高倉健」とか「…

時うどん

うどん屋で風邪薬。 熱っいうどんに死ぬほど七味かけて食うて、店に置いてある頓服飲んでごっそさん。 そんな風景を何となく覚えてる。 前に調べたら『うどん屋風一夜薬』というのがあった。 これ東京では『蕎麦屋風一夜薬』と名前変えて売ってる。 蕎麦と饂…

し ま

北浜辺りに行ってた。 むかし行ってた、シマという符帳を使う饂飩屋がまだ健在やったのでうれしかった。 シマはご飯のこと。 北浜というか堂島で米相場が立ったことから米=シマという符帳が生まれたらしい。 そやから、鍋焼き饂飩+ご飯=ナベシマとなる。 …

焼き飯のつぶやき

毎度です。 いきなり、焼き飯と炒飯です。 どっちがどうで、何がどないやねん?前々からモヤモヤしておった問題です。 とりあえず、中華で出してるのが炒飯で、大衆食堂やその他の店のが焼き飯。 そんな具合に分類してました。 それで全て説明可能な状態にし…

ガ キ

<道頓堀極楽商店街、来年3月で閉店へ オープンわずか4年>そんなニュースがあった。 そらそうやろなぁ思うた。 ミナミは、地べたのゴチャゴチャ&ウネウネ&マゼマゼを味わうのがエエのであって、建物丸ごとスッキ リ大阪のような所に行くのは、観光客で…

そらそうよ けどね ですから

そらそうよは、今期で辞める岡田彰布監督の口癖。 けどねは、来期からの監督とされる真弓明信氏の口癖。 ですからは、ついでに掛布の口癖。 飲んでる時に連発されたらドツキたくなりそうな口癖ではある。 ですからはホンマにおった。 上司から説明を求められ…

しょひょう

癖で日曜日には新聞の書評欄読んどります。 大きい囲みの書評でで、文字数にして1000文字くらいやけど、その制限の中で仕事とはゆうても上手いこ と情報と感想を入れて書いてはります。 どうかすると、書評読んだだけで読んだ気になったりすることもあります…

半人前で一人前

朝から具合が悪いのやけど、思い当たるのは飲み過ぎしかない。 「ええか、株の話しすなよ。マスター、落ちこんどるからなぁ」 きのう、店に入る前にF元君は私にそう言った。 けど、入るなり「マスター、今日も下がっとるなぁ。ガハハ…」 F元君よ、お前がゆ…

うずみどうふ

今年の夏に冷奴の熱いご飯のせは美味いと書いた。 ほんまに美味いけど名前がない。 「奴丼」では能がないし、「和風麻婆丼」は言い過ぎ間違いない。 自分の名前を付けて「低人丼」では悲しすぎる。 そんなことで、大坂のオッサンの家飯レベルにとどまってお…

空 蝉

こないだの日曜日は町内会の掃除の日。 70歳以上でオッサン(私ネ)より元気なのがなんぼでもおったりする。 どうもすんません…と頭の一つも下げとうなった。 おばちゃんが切り落とした枝の葉っぱに空蝉。 ・・・おばちゃんゆうても年はそんなに変わらん。 …

ヤクルト

ヤクルト ヤクルトをコップいっぱい入れて飲んでみたかったからやったけど・・・ 豚まん 「豚まん」おくれゆうたら「肉まん」と返事された あんたは一緒や思うてるやろけど ワシには「父上、母上」と「おとん、おかん」ほどの違いがあんねや イカ焼き 前に中…

はせお

え~と明日は芭蕉の命日やそうです。 桃青忌やら時雨忌やら翁忌などと呼ばれてるそうです。 芭蕉は大坂で死んだです。 此附近芭蕉翁終焉ノ地と伝フ 昭和九年建立 という碑が南御堂近くの御堂筋の分離帯にあるらしい。 車の行き来が激しいのから近づくのは勇…

スロ~なファースト

そんなわけで、昨日は天六で降りて南森町まで天神橋筋商店街を歩いてたりする。 南森町にF元君の事務所があるのだ。 天満駅近くで、中国語らしき言葉のオネイサン二人をやり過ごそうと思うたら、「ちんこ」と聞こえたの で、耳をダンボにした。 「パちんこ…

つじつま

え~と、兎と亀の例えなら兎が負けますなぁ。 兎と虎の場合は、兎はしばらく寝とっても勝つんやろか? そんで辻褄合うてんのやろか? わけわからん。 ところで、この話はこんだけね。 小春ぅ~勝ったでぇ~ 関根はんに勝ったでぇ~~~ 坂田三吉は22歳の時…

湯を割る

焼酎で湯を割る 焼酎の方が重いので呑んでる間にかってに混ざる 焼酎を入れてから湯やと最初から最後まで水くさい焼酎になってまう そやから好きではない この頃は呑んでも高ぶることはない 沈んでたのが軽くなって多少は具合がよくなる そうはゆうても何か…

暇だらけビンボー

坐っている。あぐらをかいて坐っている。おそらく死ぬまで、あぐらをかいて坐っているだろう。 悟りを開こうと思って坐っているわけではない。あぐらであって座禅ではない。宗教とかイデオロ ギーに対して、年をとるにつれてますます不信心の度を加える。あ…

セのCS出場3チームの秘密はどないやねん?

今日は竜がCS出場決定で、兎が負けて、虎が燕に引分け。 おい、虎よ、何してくれんねん。 ど~~~んと行かんかい! そんなんで、さっきもやったけどひみつメーカーで3チームの秘密を覗いてみた。 虎→ちきしょー&言いたいけど言えないが気になるけどヘソ…

私の秘密は高橋圭三・・・古ぅ

PINKさんの記事で秘密メーカーゆうのやってた。 私のようなうれしがりは当然やるのです。 まず低人ではこんな具合。 真ん中にHがドンとあって、毒=酒と考えれば、飲み屋でオネイサンに「どうしてもダメ」、「でも好 き」と悶えながら迫ってるようにし…

小西来山

時雨るやしぐれぬ中の一心寺 天王寺の一心寺に小西来山の句碑があって、上の句が刻まれとった。 まったく知らん人やった。 そんなことで、歩いて5分の図書館は閉館中やから、おとといの帰りに中央図書館で本借りてきた。 『来山百句』来山を読む会編(和泉…

ベンゲットの他あやん

「ベンゲットの他あやん」の本名は佐渡島他吉。 織田作之助の『我が町』に登場する。 映画にもなった。 監督は『幕末太陽伝』の川島雄三。 川島と織田作は助監督時代からのつき合いで、川島のデビュー作の『還ってきた男』の原作も織田作。 織田作はヒロポン…

石川サユリ

昨日の阪神:広島戦。 勝ち負けはつかなかったけど、阪神先発は石川俊介で5回を無失点。 寒い雨の中、ようやったです。 阪神も勝ったし。 石川は9月22日の横浜戦でプロ初勝利あげてます。 この日の甲子園にはお姉さんが来てました。 石川選手は母親を大…

『大阪の宿』を少し観た

毎度!急に寒むなりましたなぁ。 どないでっか? 私は阪神ファンやよって、セシル?ゆうたらチョコレートやのうてセシル・フィルダーです。 ジャズファンならテイラーかも知らんし、ブリッジウォーターかも知らんけど。 そんなことで、進次郎ゆうたら背番号…

虎と兎とパンダ

そろそろ虎と兎の試合が始まりまんなぁ。 ちょっと気合い入れてテレビ観ます。 ビンボー鍋(別名を山田鍋)とビィルと焼酎も用意出来とります。 それから、ビョーキ男も私も早くに風呂に入って、必勝のタイガース柄のパンツ穿いてます。 ところで、虎と兎と…

氷やぞ

去年の今頃、オカンは絶食中。 「息子や言うんやったら、何か口に入れるもん持って来ていなぁ!」 こっちが辛抱たまらんようになって、詰め所の冷蔵庫の氷一個、口に入れたった。 来月の一日はオカンの一回忌。 オカンにもう時間もない。 ド息子は相変わらず…

じゅってん・にいいち

先週、週明けくらいからガクンときとります。 私ほどケンコー的な日々を送っているオッサンはいないはずなんやけど。 そんなんで彼岸も、どうせ来月の一日がオカンの一回忌やしコミコミでかんにんしてもらうことにした。 まぁ、そういう時もある。 ミミズも…

なんで猪木やねん?

むささびartさんの記事で『私のお葬式』というのがあった。 うれしがりやから、やってみた。 まずは低人。 なんでかヤンキーがぎょうさん来てくれとるなぁ。 こんなんは騒がしそうでうれしい。 で、本名。 98歳まで生きるらしい。 先が長すぎる。 で、なん…

軍艦ジアナ号

標高4.53㍍、日本一低い山【天保山】のこと、前に書きました。 その時、読んでた本『天保山物語』(津田康/たる出版)に天保山の黒船騒動が書いてあった。 なんでも、天保山沖にロシアのプチャーチンという人が、軍艦ジアナ号で乗り込んで来たのが嘉永七年の…