『大阪の宿』を少し観た

 
毎度!急に寒むなりましたなぁ。

どないでっか?

私は阪神ファンやよって、セシル?ゆうたらチョコレートやのうてセシル・フィルダーです。

ジャズファンならテイラーかも知らんし、ブリッジウォーターかも知らんけど。

そんなことで、進次郎ゆうたら背番号24の桧山進次郎しか頭に浮かびまへん。

すんまへんなぁ、小泉はん。


ところで、こないだの土曜日の朝、テレビで『大阪の宿』ゆう古いのやってました。

五所平之助監督で昭和29年の作品。

『大阪の宿』は水上瀧太郎の小説に同じのがあるので気になってちょっと観ました。

番組情報確認したら、やっぱり原作は水上瀧太郎やったです。

ただ映画は原作と設定を変えて戦後まもなくの大阪になってます。

でも、主人公の職業は生命保険会社の社員で同じやけど。

原作者の水上瀧太郎明治生命に勤めて大阪に転勤してます。

この時のことを基本にしたのが『大阪』と『大阪の宿』という2つの作品で、大阪の図書館ならほとん

ど、両方かどっちかを置いてます。

大阪をボコボコにけなしているようで、実はそうでもない小説でオモロイです。

そうそう、水上瀧太郎の父親は明治生命の創設者。


で、映画の方は10分も観て消しました。

主人公の佐野周二は東京からきたんやから問題はないのやけど、水戸光子左幸子乙羽信子のうちで誰

とは言わんけど約1名の大阪弁が耳障りやったからです。

このケッタイナ大阪弁ほど気持ち悪いもんはない。

夫婦善哉』は『大阪の宿』の翌年の昭和30年公開です。蝶子役の淡島千景は東京の人やけど、大阪弁

ちゃんとしてました。

他にも『エロ事師たち』の小沢昭一や『悪名』の田宮次郎もそうやった。

『王将』の板東妻三郎はちょっと?なとこもあったけど気にはならんかった。

最悪は、森田芳光の『悲しい色やねん』。

森田芳光仲村トオル藤谷美和子をシバイたろか思うたです。


ほな。