JAZZ喫茶とJASRAC

JNさんの記事に『ビートルズ生演奏で著作権法違反、スナック経営者逮捕』ってのがあった。
 →http://blogs.yahoo.co.jp/nietzsche_rimbaud/41898339.html

じつは、ジャズ喫茶でも同様の問題は起こっている。

私が長年お世話になっていたところにも「料金徴収するよ、払わへんかったら出るとこ出るで、いろいろ

あるで」と大阪弁に翻訳するとそんな内容の通知が来ていた。今から4年ほど前のことだ。

マスターは「これな、狙い撃ちやで」って言ってた。

実は、マスターの店ともう一軒。1970年ぐらいから営業している店二軒だけに通知が来たそうだ。

もう一軒のマスターと、お互いに狙われたほうが店閉めようなんて話をしてるらしい。

その年の暮れの恒例のライブには忙しくて行けなかった。

翌年の月半ばに店は閉店していた。


著作権については、今二つ、いや三つ四つくらい理解が足りない。

しかし、JASRAC文化庁の流れを見ると「利権」とか「天下り」なんてのが頭に浮かぶ。

JASRACは「1987年に喫茶店組合の代表者と話し合いのうえ、使用料規定を作った」とし、文化庁

JASRCAの主張を追認しているが、使用料規定を作った時にはジャズ喫茶や、ライブハウスの利用者

代表とは協議をしていないのが実際らしい。

私も長くジャズ喫茶という所に出入りしていたが、ジャズ喫茶の全国団体なんて聞いた事がない。

そんな中でとつぜんの督促状であり、しかも店を絞った狙い撃ちだ。

背景にあるものがしっかりと見えないので、こうしたことがあった、今もあるという事にとどめておく。

JASRACを考える』というのがあったので、いろいろと読んでる最中だ。


この話は、ジャズ喫茶を守れとかそういう話で書いてはいない。

ただ、JASRACという組織にいかがわしさを感じるというのはある。

かなり妄想的だが、堤義明武富士ハンナンフジチクと一部では承知の事実とされながらも、手を出

してはいけない所、手を出せないところであった闇が、小泉時代に崩された。

それは社会正義なんかでは当然なくて、利権のパイプの集まる先が変更になっただけなんだど、それって

どこだろうか?そんなことを思うたりする。


JASRACを考える→http://blog.livedoor.jp/jasrac1/

◎全国音楽利用者協議会→http://www1.u-netsurf.ne.jp/~sphere/kyogi-syui.html

日本音楽著作権協会JASRAC
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E5%8D%94%E4%BC%9A