まあ、そんなんや

考えとくわ

時々、東京から来た人でこの言葉を誤解する人がいます。

たとえば、こんな具合に。

「こんどの新商品よろしくお願いします」

考えとくわ

何日か後の話。

「先日はどうもありがとうございました。ところで、新商品の件ですが?」

「何の話や?」

「はぁ?先日ご検討頂けると・・・」

「考えとくわ」は断り文句になる。

ただ、アカンとかイランと断ると縁が切れる不安もあるから「考えとく」でその場をしのぐのだ。



まあ、そんなんや

これはこんな感じ。駅前の居酒屋での上司と部下の会話。

「なんや、村上龍ブブカ賞ゆうの取ったらしいなぁ、ごっついのぉ」

「ワシも若い時読んだことある。『缶キリなくて東名近くでブルー』ゆうやつ」

「それは、チェコが生んだ作家フランツ・カフカにちなんだカフカ賞で、受賞したのは村上春樹のことか

 と思いますけど。ほんで『限りなく透明に近いダンス』です」

「あっ、失礼しました。それは山本リンダの歌でした。『限りなく透明に近いブルー』でした」

まあ、そんなんや。それはそうと、総務のみっちゃんやけどな・・・」



まあ、ええやないか?

デートの最終場面で使用します。

無目的に歩いているようで、しっかりとホテル街に向かってます。

ここで、ややこしい求愛の言葉はいりません。

まあ、ええやないか?

これでも返事がないときは、もう一言付け加えます。


まあ、ええやないか?・・・減るもんやないし!


減るわ! ⊂彡☆))Д`):.,∴パーン


私の場合は一回もうまくいった事がないので、使う場合は慎重に使って下さい。


そんなんです。

という事で、この最後のそんなんですも二番目の例に相当する言葉です。

ですから、コメントに「そんなんて、どんなんやねん?」と入れられると、汗が出たりします。


あらためて、そんなんです。