むごのうた

上野英信に『地の底の笑い話』があります。

岩波新書、1967年初版です。今、流通してるかどうかはわかりません。


「わたしが笑い話の残片を拾い集めてまわったのも、ただただわたし自身の冷えきった血を温めたいが

ためにほかならない。・・・臆面なくこのようなもの(笑い話)を天下の公道に並べるに至ったのは、

凍えた手の指先でも温めようという人があれば…、と思ったからである。」と後書きにあります。


調べたら『スカブラの話-黒い顔の寝太郎』が読めるようです。
  →http://www.mks.or.jp/~sukabura/ueno.htm


この本の冒頭に上野英信が、「炭坑への出稼ぎのふるさと、鹿児島のシラス台地できいた」という歌が

あります。

こんなのです。

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そんなところです。