2006-09-20から1日間の記事一覧

ふもれすく

世間を審判官にして争う程、未だ僕は自分自身を軽蔑したことは一度もないのである。 辻潤の『ふもれすく』は大正12年(1923)の11月に『婦人公論』の依頼で書かれたものです。 その年の9月1日が関東大震災。混乱治まらない9月16日、辻の元から去った伊藤野枝…