浮浪中の辻潤です。 『辻潤著作集』オリオン社からのものです。 「港は暮れてルンペンの、のぼせ上ったたくらみは、藁で縛った乾がれい、犬に喰わせて酒を呑む」 吉行淳之介に売りつけた色紙に書いた句の通り、辻潤はこの時ルンペンだったのです。 ルンペン…
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