中島貞夫の邦画指定席

中島貞夫は映画監督です。

『瀬降り物語』や『日本暗殺秘録』なんかが評価されるのでしょうが、私は『懲役太郎 まむしの兄弟』

から始まる菅原文太川地民夫の『まむしの兄弟』シリーズが好きです。

その中島貞夫の映画番組がKBS京都放送にあります。

番組名は『中島貞夫の邦画指定席』です。そのまんまやんけ~と突っ込んでくれてええです。

一人で百人ぐらい斬ってしまう東映のチャンバラ映画から日活、大映、松竹の古い所を毎週水曜日に放映

してます。

私はこの番組で、勝新と田宮次郎の『悪名』シリーズやってくれるのがうれしかったりします。

観るぞ!という感じでなくて、テレビで何となく観てると、気軽さからかけっこう面白い発見なんかもあ

るので、これはこれで良かったりします。

今日は黒澤の『羅生門』やりますので観ようと思います。

ついでに青空文庫にある芥川の関連作品も読み直したろ思います。

●『藪の中』→http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/card179.html
●『羅生門』→http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/card127.html


ところで黒澤といえば・・・。

  ♪私は女豹だ、南の海は火をはく山の生まれだ、

   月の赤い夜に骨の溶けるような恋をした、

   恋に狂ってジャングルのゴムの木にヒョウの毛皮を置いて来た(中略)

   ボンバボンバボンバボンバ、ギャー♪


先だって『酔いどれ天使』で笠置シズ子の歌う『ジャングル・ブギ』から服部良一が気になったと書きま

したが、この「ギャー」歌詞の『ジャングル・ブギ』は黒澤明の作詞だったりします。


先週の映画は、山本富士子で『金色夜叉』でした。いま『金色夜叉』読んだりしてます。


そんなんです。