2012-05-04 鯨の目 日々の何か #練習用 毎年のことやけど、こないだ四天王寺の大古本市行ってきた。 今年もぎょうさんの店が出てたけど、風のきつい日やった。 二番目の店に、箱入りの成田三樹夫遺稿句集『鯨の目』が二千五百円であった。 中を見て、欲しなった。 けど、欲しなった本を全部買われへんから、一巡して他になかったら買うたろ思う て、一巡。 『鯨の目』・・・売れてた。 くっそ~。 成田三樹夫、遺稿句集『鯨の目』より 肉までもぬいだ寒さで餅をくい 奴の背中におぶさっていたあの異形のもの あとさきもなき不意打ちの誕生日 目が醒めて居どころがない 八方つつぬけの極楽 ほな。