ちゅうしんぐら
今日は12月14日。
『ちゅうしんぐら』再上映しておきます。
はい。
* * * * * * * * * * * * *
♪もぉろぉ~びとぉ~ こぉぞぉりぃ~てぇ~♪
12月です。一回も福引が当たった事のない近くの商店街にも、そんな音が流れてます。
私は諸人でもないし、どちらかというと埒外の人間になりたいのでこぞりません。
12月は、クリスマスより忠臣蔵です。
討ち入りです。12月14日です
赤穂浪士といえば、三波春夫センセの長編歌謡浪曲『俵星玄蕃』です。
♪槍ぁり~はぁ 錆びてぇも~ こぉ~の~名はさびぬぅぅ~
お~とぉこ 玄蕃のぉ こころぉ~いぃきぃ~♪
……
かかる折しも一人の浪士が
雪をけたててサク、サク、
サク、サク、サク、サク、サクーサクー
「先生」
「おうッ、そば屋か」
いや、いや、いや、いや、
襟に書かれた名前こそ
まことは杉野の十兵次殿
……
赤穂浪士に邪魔する奴は、
何人たりとも通さんぞ、
橋のたもとで石突き突いて、
槍の玄蕃は仁王立ち
……
♪やぁりぃにぃ~ げんばぁのぉ~ なみだぁがぁ~ ひぃかぁるぅ~~~~♪
やっぱり三波センセはエエなぁ。さすが日本のシャリアピン。そう自分でゆうてはります。
三波センセはシベリア抑留の時に階級意識に目覚めて、プロレタリア浪曲なんてものをやってはりました
けど、帰国後は、そんなものはどっかに忘れて日本の心を歌うフツーの人です。
赤穂浪士。
最近は、テレビもさっぱりやらんようになった。
もし討ち入りが真夏だったら・・・の話です。
夏の朝は早い
陽はすでに高く、照りつける日差しは、きょう一日の暑さを感じさせている。
乾いた道を砂埃を上げながら、討ち入りを終え隊列を組んで進む浪士たち。
汗と血と埃にまみれたその姿は、夜の戦いの様子を物語っている。
そして、すでに腐臭さえ漂わせている吉良の首。
群集は流れる汗もそのままに、血や汗、吉良の首からでなく、隊列自体が発する腐臭のようなものに、
怖れを抱き、娘たちは思わず袖で顔を覆い眉をひそめ呆然と見入っていた。
そんなわけで、忠臣蔵は<雪>がいろいろとややこしいものを全部覆い隠してくれるわけであります。
これは、イメージの問題であります。
生まれてから持ってしまっているイメージは、だいたいがどっかで刷り込まれたものです。
だから、タヌキに揚げが入ってることをおかしくおもったりするのです。しつこいなあ。
どっかの社民党党首は、女性は平和主義者だなんてしょちゅういっております。
母の優しさなんていうイメージで、けっこううなずいたりする人もおります。
でも、フォークランド戦争の時、どっかの国の首相は鉄の女だったりするのです。
話がずれとります。
最近ブログの中でもイメージの話を読んだりしました。
JNさんの『高次視覚と記憶』→http://blogs.yahoo.co.jp/nietzsche_rimbaud/42327013.html
これは、バナナは全くの白黒写真にしても黄色く感じられるし、ミカンはオレンジ色に、レタスは緑に感
じられるという話しです。
PINKさんは『嘘つきな人の顔』→http://blogs.yahoo.co.jp/pinkorangedesert/24880262.html
ワタシの目の前に見えているものが、本当のものであるのかどうか?画像で考えさせてくれます。
一つの事柄に対して、みんなが同じイメージを持つってのは、大変ヤバイことであります。
自分は絶対やと思わんほうがええです。
十人十色がいちばんですなぁ。
♪う~てぇや ひびけぇや~ や~まがぁのたいこぉ~~~
つぅきぃ~いも よぞらぁにぃ~ さぁえわぁたぁるぅ~~~♪
・・・しつこいなぁ。
『ちゅうしんぐら』再上映しておきます。
はい。
* * * * * * * * * * * * *
♪もぉろぉ~びとぉ~ こぉぞぉりぃ~てぇ~♪
12月です。一回も福引が当たった事のない近くの商店街にも、そんな音が流れてます。
私は諸人でもないし、どちらかというと埒外の人間になりたいのでこぞりません。
12月は、クリスマスより忠臣蔵です。
討ち入りです。12月14日です
赤穂浪士といえば、三波春夫センセの長編歌謡浪曲『俵星玄蕃』です。
♪槍ぁり~はぁ 錆びてぇも~ こぉ~の~名はさびぬぅぅ~
お~とぉこ 玄蕃のぉ こころぉ~いぃきぃ~♪
……
かかる折しも一人の浪士が
雪をけたててサク、サク、
サク、サク、サク、サク、サクーサクー
「先生」
「おうッ、そば屋か」
いや、いや、いや、いや、
襟に書かれた名前こそ
まことは杉野の十兵次殿
……
赤穂浪士に邪魔する奴は、
何人たりとも通さんぞ、
橋のたもとで石突き突いて、
槍の玄蕃は仁王立ち
……
♪やぁりぃにぃ~ げんばぁのぉ~ なみだぁがぁ~ ひぃかぁるぅ~~~~♪
やっぱり三波センセはエエなぁ。さすが日本のシャリアピン。そう自分でゆうてはります。
三波センセはシベリア抑留の時に階級意識に目覚めて、プロレタリア浪曲なんてものをやってはりました
けど、帰国後は、そんなものはどっかに忘れて日本の心を歌うフツーの人です。
赤穂浪士。
最近は、テレビもさっぱりやらんようになった。
もし討ち入りが真夏だったら・・・の話です。
夏の朝は早い
陽はすでに高く、照りつける日差しは、きょう一日の暑さを感じさせている。
乾いた道を砂埃を上げながら、討ち入りを終え隊列を組んで進む浪士たち。
汗と血と埃にまみれたその姿は、夜の戦いの様子を物語っている。
そして、すでに腐臭さえ漂わせている吉良の首。
群集は流れる汗もそのままに、血や汗、吉良の首からでなく、隊列自体が発する腐臭のようなものに、
怖れを抱き、娘たちは思わず袖で顔を覆い眉をひそめ呆然と見入っていた。
そんなわけで、忠臣蔵は<雪>がいろいろとややこしいものを全部覆い隠してくれるわけであります。
これは、イメージの問題であります。
生まれてから持ってしまっているイメージは、だいたいがどっかで刷り込まれたものです。
だから、タヌキに揚げが入ってることをおかしくおもったりするのです。しつこいなあ。
どっかの社民党党首は、女性は平和主義者だなんてしょちゅういっております。
母の優しさなんていうイメージで、けっこううなずいたりする人もおります。
でも、フォークランド戦争の時、どっかの国の首相は鉄の女だったりするのです。
話がずれとります。
最近ブログの中でもイメージの話を読んだりしました。
JNさんの『高次視覚と記憶』→http://blogs.yahoo.co.jp/nietzsche_rimbaud/42327013.html
これは、バナナは全くの白黒写真にしても黄色く感じられるし、ミカンはオレンジ色に、レタスは緑に感
じられるという話しです。
PINKさんは『嘘つきな人の顔』→http://blogs.yahoo.co.jp/pinkorangedesert/24880262.html
ワタシの目の前に見えているものが、本当のものであるのかどうか?画像で考えさせてくれます。
一つの事柄に対して、みんなが同じイメージを持つってのは、大変ヤバイことであります。
自分は絶対やと思わんほうがええです。
十人十色がいちばんですなぁ。
♪う~てぇや ひびけぇや~ や~まがぁのたいこぉ~~~
つぅきぃ~いも よぞらぁにぃ~ さぁえわぁたぁるぅ~~~♪
・・・しつこいなぁ。