牛丼屋

 
牛丼屋に限ったことでもないけど。

慌ただしく、メシを食ってる人間の姿ほど孤独を感じさせるものはないなあ思う。

せかせかしながらメシを食って、生きてることの仕方なさみたいなもんが漂ってる気がする。

ほんでも、孤独でも、仕方なくても、この「食う」のために働いてたりする。

むかし塀の中でこんな歌があったらしい。

  点検、まんま(飯)で日が暮れて

  明けりゃ満期が近くなる

中も外も似たようなもんかも知らん。


そんだけ。