萩原朔太郎の手紙
国家、祖国、政府なんてもんが、自分の生きてゆく助けになるとは全然思わん。
そんな具合やから、なおさらに宗教や思想なんてものが、生活のど真ん中に位置するわけがない。
たとえば、革命なんてものもどうでもいいのだ。
A権力がZ権力に変わったとしても、いずれの権力下でも底辺労働者でしかないものに変わりはない。
まあ、それはそれとしてだ。
思想や宗教全般が私には関係ないもんであって、私は私なりに、その場その場をなるべく気分にそって生
きるということに従ってたらいいのだと思う。
とりあえずは、こんな風なことを思ったりしている。
そんだけ。