う な 茶
そんなこともあって、鰻についての本を読んでみた。
『ウナギのふしぎ-驚き!世界の鰻食文化-』リチャード・シュヴァイド(日経新聞)
ウナギ。
知らんかったけど、けっこう世界中で食されてた。
アメリカでは「川の牛肉」と言われたりしたらしい。
これ、日本で「厚揚げ」を「畑のビフテキ」と言ってたのと一緒やと思うた。
どこも、似たようなもんやなぁ。
ウナギというと「うな茶」を思い出す。
ちょ、ちょっと待っとくれやす。う、ウナギの茶漬け……、たまらんなぁ、
あのウナギをちょっと佃煮にしたよぉなやつお茶漬けにしてこぉ、ひつこい
よぉなところと、あっさりしたよぉなところ、ない交ぜになって、何とも言
えん……、たまらんなぁ、行きまひょか。
これは、上方落語の「軒付け」のくだり。
ずいぶん昔に、桂米朝でこの話を聞いた時「ん?ウナギで茶漬けってなんや?」と素朴に思ったので、速
攻で阪神百貨店の地下に行って買って食ってみた。
これが、なんとまぁ、美味かったのです。
・・・阪神百貨店の地下と具体名を出しても、全世界に通用すると思うのが大阪の人間でおます。
私は、美味いもん食いたがり人間ではないけど、こんな具合に面白がって食ったりするのは好きだったり
する。
関係ないけど、「うな茶」で連想した。
「ウナ電」って、今の人に意味は伝わるのだろうか?
そんだけ。