援軍 なし

朝を告げる鶏を目覚めさせる。それが日課のような爺さんが静か過ぎる。
部屋を開けてみたら、ん、?爺さん、素っ裸やないか。
「おっ!久し振りにヤラシイ夢でもみたかい!」
・・・と、アホな突っ込み入れてる場合ではない。
で、いろいろあって、今は病院。
なんでか守口の病院。デタラメに遠いわけではない。しかし、家から歩いて行ける、いつものところではない。救急車から11回目の電話でようやく受け入れ先が決まったわけだ。
それはそれとして、爺さんも生き死にの問題でもなかった。
それもそれとして、爺さんは一晩起きているだろう。今晩、私には煙草と酒という援軍はないのだ。
やや心細い。
そんだけ。