大古本市

 
春の古本市を四天王寺でやってるので行ってきた。

古本市ゆうくらいやからなんであって、とにかく体力がいる。

今回は、手塚治虫のサイン入り木版画やとか水木しげるの原画もあるというので、見るだけ見てみたろ思

うてたけど、その前にヘロヘロになった。


関係ないけど、四天王寺は古本市やってなくても行きたくなる。

四天王寺のお大師さんで露店出したのも4年前の春。もう、やることはないやろ。


10年くらい前に、もの凄いビンボーこじらせて、手元に数冊だけ残して、残りを全部売ってしもうた。

あれから、古本市や古本屋に行くと、どうしても前に持っていた本を探してたりする。

時々、そんな一冊を見つけると、都会の雑踏の中で、むかし別れたオネイサンに似た人を見かけてドキが

胸々するようなヤヤコシイ気持ちになったりもする。

いや、正確には捨てられたオネイサンというべきなんだろうけど。


帰りにタコ焼き買ってビィル呑んだ。

ときどき、タコ焼きを爪楊枝一本で食う人がおる。

タコ焼きには三本爪楊枝がついてるけど、あれ二本が箸代わりで残りの一本が爪楊枝。

一本でタコ焼き食おうとすると、タコ焼きがうまくつかめん。


ほな。