と ん か つ

 
明日の昼から「日本映画専門チャンネル」で、川島雄三の『喜劇とんかつ一代』やります。


ところで、川島雄三織田作之助の繋がりは深いです。


二人して<日本軽佻派>なんての結成したりもしているし、何より川島のデビュー作『還って来た男』の


原作・脚本は織田作之助です。


織田作の映画というと『夫婦善哉』となるけど、これは監督が豊田四郎東宝映画。


1955年に『夫婦善哉』がヒットしたことで、日活も翌1956年に、織田作の『わが町』を映画化してます。


この監督が川島雄三


もう一度観たい映画の一つです。


で、川島雄三は1957年の『幕末太陽伝』を最後に日活を辞めます。


そんなこんなで1963年。


川島雄三東宝の監督として、『夫婦善哉』の森繁、淡島や『幕末太陽伝』のフランキー堺を起用して撮


った映画が『とんかつ一代』です。


♪あぁ~とんかつの~油の滲んだ接吻をしようよぉ~♪と森繁が歌います。


川島雄三のワケワカランが満載です。


川島雄三は、この映画の封切られた1963年に45歳で急死してはります。



ほな。