2009-06-19 と ん か つ 日々の何か #練習用 明日の昼から「日本映画専門チャンネル」で、川島雄三の『喜劇とんかつ一代』やります。 ところで、川島雄三と織田作之助の繋がりは深いです。 二人して<日本軽佻派>なんての結成したりもしているし、何より川島のデビュー作『還って来た男』の 原作・脚本は織田作之助です。 織田作の映画というと『夫婦善哉』となるけど、これは監督が豊田四郎で東宝映画。 1955年に『夫婦善哉』がヒットしたことで、日活も翌1956年に、織田作の『わが町』を映画化してます。 この監督が川島雄三。 もう一度観たい映画の一つです。 で、川島雄三は1957年の『幕末太陽伝』を最後に日活を辞めます。 そんなこんなで1963年。 川島雄三が東宝の監督として、『夫婦善哉』の森繁、淡島や『幕末太陽伝』のフランキー堺を起用して撮 った映画が『とんかつ一代』です。 ♪あぁ~とんかつの~油の滲んだ接吻をしようよぉ~♪と森繁が歌います。 川島雄三のワケワカランが満載です。 川島雄三は、この映画の封切られた1963年に45歳で急死してはります。 ほな。