じ ゃ こ


1975年。

この時の録音が『アガルタの凱歌』と『パンゲアの刻印』。


中山康樹の『スイングジャーナル青春録・大阪編』を読んだ時、中山康樹も行ったと書いてあった。

この『大阪編』に登場するジャズ喫茶の一軒は、こっちにもいろいろと記憶が残っている。

中高生の頃、みんながビートルズローリングストーンズ、どっちがどやねん!というような中で、中山

康樹はビーチボーイズに狂ってたと同書にある。なかなかケッタイな人かも知らん。


中山康樹という人は、大阪でジャズ喫茶大学を卒業して、当時の「スイングジャーナル」編集長、児玉紀

芳に見いだされ同社に入社し、後に編集長となった。

スイングジャーナル青春録・大阪編』と『東京編』は、この辺りの話が書かれている。


どっちかというと、現在を起点にして、私はこうしてこうしてこうなった話はあんまり好きではない。

関係ないけど、中山康樹と私は同い年。


で、話は中山康樹やマイルスでなくてジャコ・パストリアス

スイングジャーナル青春録・東京編』に、中山氏がニューヨークに行った時に、ボロボロになったジャ

コが新バンド結成という口実で金を無心に来るというくだりがある。


この文章で、中山がとったジャコとの距離に、ん?という違和感があった。

私はジャコのファンやったし、なんや悲しい気持になったのだ。


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ほな。