バシバシ

 
東より順に大江橋渡辺橋、田蓑橋、そして船玉江橋まで来ると、橋の感じがにわかにみすぼらしい。

織田作之助の『馬地獄』の書き出しです。


ちくま日本文学全集の『織田作之助』が三百円やったので買うた。ちょっと汚れてる。

『馬地獄』は、その最初に載ってる短編。


で、小説の内容に関係なく、いきなりバシバシと続くなぁと妙に納得した。

おおえバシ、わたなべバシ、たみのバシ・・・。

大阪はハッピャクヤバシ(八百八橋)というけど、とにかくハシよりバシが多いのは何でか?

ようわからん。

しかし全部がバシというわけでもない。

十三大橋はハシだし、京都の八つ橋もハシで、橋下徹をバシモトとは言わん。


関係なく、今これ書いてる最中にロバのパン屋が来てる。

日曜日になると来る。ただしロバでなくて車やけど。

「ロバのパン屋が来んねん」と、大阪に住んでる知り合いに言うても「ウソやろ?」と信用されん。

大阪でもやってくるのは少ないのやろか?

どっちにしろ、このままでは狼少年やのうて驢馬オッサンになってまうなぁ。


ほな。


【ロバのパン屋】