幅40㎝の高さが1m40㎝の・・・

 
昨日は、大阪も木枯らし一号が吹いたらしいので、床屋に行って一分刈りにしてきた。
 
頭は相変わらずぼやけてるけど、毛髪はスッキリした。
 
ほんでも、帽子がないと寒ぶい。
 
で、『特に深い理由はないけど自作の仏壇を作ろうとする床屋のオッサンの話』第二話です。
 
あれからオッサンは、中央図書館で仏壇に関する本を借りて読み漁ってるらしい。
 
散髪中、ずっと仏壇についての話で、まだまだ自分が作ろうとする宗派の仏壇についての細かい確認が出来て
 
ないいうてました。
 
この辺りのケッタイナ情熱がこのオッサンのええとこで、そんなんが受けてるのか、家のオトンもそうやったけど、
 
近在の年寄りにも妙に人気がある。
 
しかし、仏壇の話を延々と聞きながら散髪してもらうのも滅多にないやろなぁ。
 
 
「そんなヤヤコシイとまだ製作に入ってへんの?」
 
「いや、外枠は関係ないんでつくってますで」
 
「ほぉ。どれくらいのもん?」
 
「幅40㎝の高さが1m40㎝の・・・」
 
「えらいごっついもんを!」
 
鏡に床屋の嫁ハンの何ともいえん微妙な顔が写っとった。
 
 
 
ほな。
 
 
『特に深い理由はないけど自作の仏壇を作ろうとする床屋のオッサンの話』第一話