今井雄太郎みたいに

 
30日は町内の新役員による仁義なき寄り合いの開幕試合やった。

ワテは気ぃ弱いから阪急の今井雄太郎みたいに一杯引っかけて試合に臨んだんやけど、爺さんに変身しつつあ

るオッサンよりも、オッサンに変身してもうたオバハンの方が元気がようて、そんなオバハン達にコリャウリャ、ツン

ツン、ツネツネ、ナデナデと可愛がられた。

とりあえず、オバハン達はオッサンと違うて「暮らし」そのものが仕事みたいなもんやから、ちょっとでも具合のえ

え環境にという点では、あるべき姿からものを考えるオッサン連中より頼もしいわ。


急に話変わるけど。

ふたば書房の河原町店が閉店らしい。

阪急の河原町で降りてすぐにオーム社があって、京都書院があって、駸々堂の京宝店があって、その先にふた

ば書房の河原町店があって、向いに丸善があって、お茶の河原書房があってというのが30年前にはあった。

そろばんやとかミレー書房とかもあったけど。

これで京都は河原町に一階に店のある、路面の新刊書店がなくなってまうことになる。

ゼロでっせ。そらもう、ムチャクチャでござりまするがな。

嘆いてもしゃぁないけど。


また話変わるけど。

古本の百円文庫に、少年少女戦中記みたいな2冊がならん出たので買うて読んだ。

『ぼんぼん』は今江祥智と『私の大阪八景』は田辺聖子

 夏の暑さがまだたゆとうているうちに、日本の運命はぐうっと大きくたわんで、昭和十八年の後半

 を暗い色に染めようとしていた(田辺聖子/私の大阪八景)
やっぱりうまいこと書くなぁ。当たり前か。

『ぼんぼん』より「暮らし」に根ざした目線の『私の大阪八景』の方がうん、うんやった。


そんなことで、4月の19日は甲子園の巨人戦。

せっかく甲子園におったのに、あんまり寒いんで避難した喫煙所のモニターで新井良太のサヨナラヒット

を観てたアホ気なオッサンの近況でした。



五月になってもうたなぁ。




ほな。