2011-06-19 遠い蒼空 日々の何か #練習用 見よ、今日も、かの蒼空に 飛行機の高く飛べるを。 給仕づとめの少年が たまに非番の日曜日、 肺病やみの母親とたった二人の家にいて、 ひとりせっせとリイダアの独学をする眼の疲れ・・・ 見よ、今日も、かの蒼空に 飛行機の高く飛べるを。(石川啄木 飛行機) 『遠い蒼空』は1999年に私家版として作られた、母五十回忌の記念冊子。 遠い蒼空はずっと前から遠い蒼空であった。 そして、その名は啄木の「飛行機」に由来する。 おおきにでした。