貸間あり

 
どちらさんもおめでとうさんです。
 
 
ある深さを持つ人間にとって人生を堪えるには一般に一つの可能性しか存しない。即ちある程度の浅薄さというこ
 
である-ゲオルグジンメル
 
 
川島雄三織田作之助に宛てた書簡に引用してたもの。
 
日本軽佻派誕生の瞬間です。・・・ゆうてもメンバーは両手で数えられるくらい。
 
 
川島雄三が、戦後無頼派のなかで、同じ青森出身の太宰を嫌い、坂口を無視して、なぜか織田作之助
 
なんでや?
 
今年の一冊は、大谷晃一の『織田作之助-生き、愛し、書いた。』(沖積舎)やったです。
 
で、原作者の井伏鱒二が観終わってむっつりしたまま映画館を出たとされる映画。
 
川島雄三監督の『貸間あり』をまだ観たことないんで、観たいのです。
 
なんせ、東京が舞台の小説が大阪になって、それも上町台地
 
いつものように、フランキー堺も出てるらしい。
 
 
とりあえず、今年の欲望が生まれました。
 
よかったなぁ。
 
 
ほな。