2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

くじ運

近くのコンビニに行ってきた。 なぜか、気に入ってくれているオバハンがレジにいた。 ・・・そういうワシも十分にオッサンだが。 クジをやってた。 一回引けというから引いた。 案の定、ハズレ。何かの応募券だった。 オバハン、もう一回引けと。反則や。 お…

迂闊

辻潤の小ネタ。 辻潤は、自分の名を迂闊と誤植されたことがある。 本人はずいぶん面白がっていたらしい。 たしかに似ている。 また、辻は「じゅうに、しんにゅうがつくくらいケチだ」と評判がたったこともある。 ようは、金がなかっただけだが。 それと、酒…

橋本一明さん訳のランボーを読み返したくなった

『二十歳のエチュード』。 書いたのが、原口統三。 同級生だったかな。橋本一明と清岡卓行。 清岡さんが亡くなられたそうだ。 それで、思い出した。 小林秀雄訳より、ストレートだった記憶がある。 ゴダールの『きちがいピエロ』での字幕は、橋本さんの方が…

辻潤~大杉栄~埴谷雄高

辻潤訳の『唯一者とその所有』は4度出版されている。 (1)大正 9年(1920)~日本評論社出版部(「人間編」のみ)。 (2)大正10年(1921)~改造社。 (3)昭和 3年(1928)~春秋社(「世界大思想全集」第29巻)。 (4)昭和 5年(1930)~改造社(改造…

山手樹一郎を読むと気持ちがいい

桃太郎侍』の原作者、山手樹一郎。 読み出した動機は、いつもの軽薄なやつで、吉本隆明がインタビューで読んでるって言ってたから。 こいつは、吉本の云う[大衆の原像]ちゅうもんのヒントやな思うて読み始めました。 スコ~ンと抜けてます。薫風という言葉…

おすみ婆さん

『きゃぷりす・ぷらんたん』よりの引用。大正13年4月25日。 * * * * * おすみさんは婆さんで年は七十何歳になるがまだ白髪は一本もなく、身体が水々と肥えている~中略~ 遅くまで針仕事をやって、まるで子供のように瑣末なことを面白がり、人生はどこ…

辻潤―生活履歴

それ、なんか意味あるの?と思いつつも、年譜を見ているうちに、こういう事をやってみたくなった。 例えば、大正12年には、伊藤野枝、大杉栄と甥の橘宗一が関東大震災の混乱の中、甘粕憲兵大尉に虐殺さ れるという事があったし、開成中学の中退には父の侍商…

キーのA・S・Z周辺

昨日、キーボードにビール(発泡酒、第3のビールではない)をこぼした。 経験により陰干し。 昨日の夜から回復もA、S、Z辺りが打ち終わったら、 「くっそー、かなんなぁ」とぶつぶつ言いながら、ねちょ~と元に戻る。 根性出さんでええんやで。

アリバイ横丁的カレーについて

先にゆうときますけど、これは使い回しです。某所で一回書いたものです。 昨日、自由軒のカレーのHP見てたら、もう一回投稿したなったもんで。 アリバイ横丁。 大阪は梅田の阪神百貨店の地下周辺にあります。最近、店数が減ったけど。 全国のみやげ物を売…

植木さん、ポイ捨て条例違反でっせ

【ポイ捨て禁止条例地図~千代田区生活環境条例公式HPより】 今年は、渡辺プロダクション50周年とかでTVで特集みたいなのやってましたな。 当然出てくる、クレイジー・キャッツ=植木等=ニッポン無責任時代。 映画のさわりをチョコット映してました。…

天狗になった辻潤

辻潤の<誤読>者である私は、辻を読むことで、辻がどんな人物かよりも、自分が何であるかを考えるよ うになりました。 それからずいぶんと経ちますが、一向にわからずじまいですので、それなら辻潤をなぞってみようと思 い、このブログを開設しました。 今…