か す

寒むなりましたなぁ。

京の着だおれ、大阪の食いだおれ・・・年末の行き倒れにならんように頑張ろ。


その食いだおれの大阪で、肉まんは豚まんです。

モツ煮込みはどて焼き。

バナナジュースの変形はミックスジュース。

こわいお兄さんも「みっくすじゅ~ちゅ、おくれ」などと言っております。

きつねうどんが「けつねうろん」。

このへんになると、もう好きにしてタコにして状態となります。


しかし、その表現が160㌔級の豪速球みたいなものがあります。

それがカスです。カス!

代表選手が「天カス」。

揚げ玉などとは言わないのです。天麩羅の糟だから天カスであります。

どうも、天カスという言い方は中部から西日本全体に通用するらしい。定かではないけど。


あと、最近流行の「油カス」なんてのがある。

これは、牛の腸を揚げたもので神戸から火がついた。主にお好み焼きに使う。当然、おいしい。


最後が「かす汁」。

この場合は敬意を表して粕であって糟とは書かない。

その粕汁とウドンを合体させたものがある。

しかし、カス汁うどんとは言わない。

「カスうどん」だ。

この「カスうどん」に「天カス」と「油カス」を入れたものを「とりぷるカスうどん」というかどうかは

知らん。

興味ある人はやってみてね。


三林京子さんのHPに証拠写真があった。

なななななんと、「かすカレーうどん」までもが実在していた。

http://3bayashi.com/nikkei/okawari/kona/top.htm

油カスが初めにあって、いちばん下に「カスうどん」があります。


負けてられへんなぁ。(^^;)