中勘助

昨日は自由時間があったので、いつも通り古本と中央図書館とアホ友達の一人の所に行ってきた。

この歳になると、時間が出来て街に出てもオネイチャンを追いかけようという気力はない。

いや、昔から追っかけてもつかまえたことがないと言うのが正しいけど。


古本屋で、中勘助の全集を見かけた。岩波から出た復刻版の全集。

たぶん、80年代初めの頃だったと覚えている。

私の記憶は85年のタイガース優勝の前後で区分されているのだ。

その復刻版、買ったけどもう手元にはないし読んでもいない。

全集はどうも嫌いだ。


関係ないけど、五月書房の『辻潤全集』。

これも手元にはないけど、ネットで調べてみたら3,5000円位で手に入るようだ。

その前となるとオリオン出版社の著作集になるから、五月書房の全集がいちばん手に入りやすいと思う。

しかし、しかしだ、この全集はひどい。初出すら載せていないのだ。


話を戻して、中勘助

文庫で読んだ『銀の匙』。

「いきもののなかで人間がいちばんきらいだった」。

そんな台詞があって、それだけで買ったように思う。

全集の復刻が出るってことは、それなりのブームがあったのだろうか?忘れた。

銀の匙』以外、読んだ事がない。

最近、中勘助ってどうなんやろ?

青空文庫にはなかった。

検索してたら、顔写真があった。

おっとこ前や。

大ざえもんさんに報告せねば。


そんだけ。