達者で元気にニコニコと
辻潤の書です。
達 者 で 元 気 で
ニ コ ニ コ と
青 空 め が け て 生 き 給 え
そう書いております。
いつもこんな感じで生きたいと思うてます。
ややこしくなったら中央突破!で生きたいと思うとります。
見ると昭和九年となっております。
この年、辻潤は五十歳。
とうとう、辻潤は「天狗」になってしまい慈雲堂病院に入院したりしております。
この書は退院後、気仙沼の菅野青顔氏の所に行ったりしていた時のものと思われます。
気仙沼の観音寺に一週間滞在した時に詠ったものがあります。
海岸山かんのん寺の朝ぼらけ空々くろろんと啼くは誰が子ぞ ― 陀仙
私はこの詩が大好きです。
そんなんで、良いお年をであり、来年も宜しくであります。
m(__)m