続編のこと - あほりずむ

んやけど、織田作之助の『夫婦善哉』の続編というか、『続夫婦善哉』とする未発表原稿が発見されたら

しい。今日の朝日の夕刊にも出てた。ネットで検索してもぎょうさんヒットする。

それはええんやけど、書かれた時代背景や、続編の意味なんてことが中心の記事だけならわかる。

いちいち粗筋や書き出しと終わりの文章を紹介せんでもええちゅうねん。

安モンの動員数命の映画の予告編みたいなことすんなー。

最近の新聞の学芸部は広告代理店みたいや。

とりあえず、人の楽しみ取るなぁ～と言いたいのです。

ついでですけど、こんなのがありました。

これは、東京紅團というＨＰで、梶井基次郎とかいろいろあります。

この頃は、どの街もあまり風情はなくなりつつありますけど、その土地でその土地のものを食うのがいち

ばんええです。

金があったら、その土地の名物や料理はたべておくのがよい。その土地の暮らしの高さがわかるものだ。

これは、民俗学者の宮本常一が故郷の山口・周防大島から大阪へ出て来る時、父親の善十郎から言われた

１０個の言葉の中のひとつであります。

そんだけ。