タダの菓子
携帯を買い換えた。A5版で450頁はある「取扱説明書」をパラパラとめくってたら見つけてしまった。
タダの菓子 。
「文字入力」の冒頭、「モード1(かな方式)で文字を入力する」でいきなり登場する。
こんな感じ。
かな変換でカタカナ、ひらがな、濁音を含む短い例文として「タダの菓子」を持ってきてるのだろう。
かな変換でカタカナ、ひらがな、濁音を含む短い例文として「タダの菓子」を持ってきてるのだろう。
なんで、タダの菓子だったのか?
タダの菓子 でなければならない何があるのだろうか?
ついつい考えてしまうのだ。
タダの菓子 という意味にもいろいろある。
「タダ」とか「多田」という店の菓子かも知れない。
または「タダ」ないし「多田」という土地の名物の菓子かも知れない。
あるいは「多田」という曰く付きの人物が作っている菓子なのかも知れない。
一方で「単なる菓子」という意味にもとれる。
「お代官様、これを」
「おうおう、越後屋。いつも済まぬのう」
「これ、越後屋。この菓子折には山吹色が入っておらぬではないか?」
「へぇ?お代官様、そそそんな馬鹿な・・・あっ!あの時の遊び人、たしか?金とかいってた」
まあ、こんなんが「単なる菓子」です。
次に「無料の菓子」という意味にもとれる。むりやり無料というのもあったりする。
「これ、優ちゃん。こないにぎょうさんのお菓子どないしんたんや?」
「これなぁ、あそこのお菓子屋から持ってきてん」
「お金は?」
「何、それ?」
こんな具合です。優ちゃんの名字が阿比留かどうかは知らんです。
まぁ、普通は「ひらがな+カタカナ+濁音」の入力例文に「タダの菓子」を使うのが変なんだと思う。
「ガラスの食器」とかそういった平穏な例文に落ち着くもんやけどなぁ。
単純に文字校正と技術面での内容校正(PL法やらいろんな事があるから)をやっただけやろなぁ。
そんな事をグダグダと思うてても、一日は過ぎたりする。
そんだけ。