『歴史上の本人』

 
仙台四郎大村益次郎という人の名前が話題の中にあった。

その話をした人にも言ったのだけど、この二人で思い出す本がある。

南伸坊の『歴史上の本人』だ。


書名の通り、南伸坊が歴史上の、本人になりきっているというケッタイな本だ。

当然だけど、ケッタイだから面白い。


この中で、私のいちばんは「大村益次郎」。

南伸坊が、手作りの紙のカツラで演じきっているのだけど、変に似合ったたりするのだ。


で、


大木こだま風に言うと「そんな奴おれへんやろぉ~」と思った。

当時は、ネットもなかったので、図書館に行って調べたのだ。


で、で、


そんな人だった。



司馬遼太郎が、大村益次郎を書いているらしい。

司馬遼太郎は『俄』しか読んだ事ないから知らない。


司馬遼太郎には、何の関係もないけど、自信のある時、失った時、とりあえず「日本」や「日本人論」を

語る人は、好きではない。



そんだけ。