貧乏性な貧乏人

 
唐突に朝10時から夕方まで、爺さんは親戚の所に行くことになった。


ちなみに、爺さんはヘンコやからディ・サービスの脱走歴は『破獄』を超える。


そやから、いっつも私と一緒なのだ。


まぁ、そんなんで久し振りにアホほど時間が出来たけど、うろたえて何も手に付かなかった。


似てないようで、似たような話になるけど、旅館のご飯なんかも、あまりに品数が多いと集中力がなくな


って、食った気がしなくなったりもする。


そんなんと、おんなじ気がする。




間違いなく、私は貧乏性な貧乏人だ。



まぁ、エエけど。



そんだけ。