ガタロと康成
落語「代書屋」にガタロという商売が登場する。
ガタロは八百八橋の大阪らしい商売。年がら年中、川の中に入って鉄屑や貴金属を集めて売るわけやね。
小さい頃、ガタロは私の耳に入ってたからそんなに遠い昔の話しでもない。
♪がたろ横丁で行き暮れないて♪フランク永井の「大阪ぐらし」が昭和39年(1964)やから、私にガタロ
は違和感はない。
関係いないけど、これ歌えます。
・・・ご静聴ありがとうございました。m(_ _)m
でもガタロにはもう一つ意味がある。
大阪で河童をガタロという。
その辺りは河童(ガタロ)横丁と呼ばれていた。
そんな事で、太宰が桜桃忌であるように、織田作之助は「がたろ忌」と呼ばれているらしい。
と見る。そんな捉え方もあるらしい。
そんなに読んでもいないけど、川端康成の少年期は寂しい、哀しいという感じがする。
疑いもなく平気で堂々と平静に書いている。それはおそらく古代人の太い神経のお陰であろう。」と言っ
てるそうだ。
なんでか知らんけど、昨日から右奥歯が疼く。
仕事の段取りもはかどっていない。
歳もあるやろけど、体使った仕事が出来ない体になってもうて口惜してならん。
そんだけ。