ポーン!

 
適当に『桂枝雀爆笑コレクション④』を読んでいる。

今日は「代書」。

通常は「代書屋」とされているけど、この枝雀さんの噺としては「代書」になってる。

この本の一つ一つの噺の後にある解題はなかなかよう出来てる。


「代書屋」は昭和14年に四代目桂米團治が作りった噺。

原作で主人公の名前は、太田藤助。

これが米朝になると、田中彦次郎。

春團治では、河合朝次郎。

そして枝雀では、松本留五朗。

この松本留五朗というキャラクターは後々まで残るやろなぁ。


枝雀さんでの噺の下げの変化にも触れている。

最初の頃は「あほなこといいなさんな」と普通に切り上げている。

で、枝雀さんが行き着いた下げがこれ。

ポーン!

・・・わけわからんかったら読むしかないでしょうなぁ。


一昨日から右の奥歯が疼いて熱が出てきた。

誰ぞに「奥歯ガタガタ言わされた」覚えもない。

しょうがないから、クスリをストレートで飲んでるけど、さほど変わらん。



 片付けておかねばならぬ それもまた みんな忘れて呑んでしもうた(山崎方代)



そんな具合な夕方を迎えている。


そんだけ。