ワ ル

 
そうゆうたら、そんなんあったなぁ『ワル』って漫画。


もし、この世で這い上がりたかったら、次の三つから好きなものを選べ。

金か頭か暴力か。

私が育った環境はそんな具合やったです。

そのどれもが中途半端やったし根気もなかったから、這い上がることもなく、今はプロのビンボー人やっ

てます。

で、プロのワルになったのも何人かおります。

ハッタリ商売やから金に忙しい毎日を過ごしてるようです。


ところで、社会が悪い!親が悪い!会社が悪い!

そんな言葉が、この頃よう耳や目から入ってきます。

そらまぁ、そうやろなぁ、どこにも完璧なのはないからなぁとは思いつつも、ん?となります。


私の知ってるプロのワルには自覚があります。

自分は悪であるという。

だから、たま~に会っても「大手振って歩けんことは、ようわかってるけど、せめて小手くらい振って歩

きたいのぉ」などとほざいてます。

それ、ちょっとわかるなぁ思います。


私は、社会も自分もカスやなぁ思いつつ、結果的に今日まで生き延びております。


好き嫌いの激しい人に、中島みゆきがいてます。

同い年です。


例の「空と君の間」です。

 ♪空と君との間には

  今日も冷たい雨が降る

  君が笑ってくれるなら

  僕は悪にでもなる♪


最後に、「悪者」になるでなく、「悪」になると書くはすごいなぁ思うたりします。



はい。