王 将

 
王将ゆうても餃子やないです。

王将の餃子なら30分以内に10人前でタダ&名前張り出しの勲章は3回もうてます。

コーテルリャンガー×5であります。


話を戻して、王将というか、明日23日は阪田三吉の命日であります。

そんなことで、手元に本はないのでネットで織田作之助『聴雨』を読んだ。

この頃、命日ばかりが気になるのも爺&婆の新盆を意識してるからかも知らんけど。

それはともかく、織田作之助阪田三吉のことを書いたものが多い。

『可能性の文学』なんて、書き出しが「阪田三吉が死んだ」からはじまったりもするしなぁ。


将棋は大きくなってから覚えた。

そやから小さい頃から指してた奴には絶対に勝てん。

大きくなってから覚えると理屈から入るからかと思うたりする。

将棋がわからんかったらイッコもおもろないかも知らんけど『聴雨』はオモロイ。

昭和18年の作品です。ここで織田作はこう書いてます。

 六十八歳の老齢で、九四歩などという天馬の如き溌剌とした若々しい奇手を生み出す坂田の青春に

 、私はぴしゃりと鞭打たれたような気がし、坂田のこの態度を自分の未来に擬したく思いながら、

 その新聞を見ることが、日日の愉みとなったのである。けれど、私にとっては何日間かの幸福であ

 ったこの手は、坂田にとって幸福な手であろうか。

はい。

これは縦書きで読むことが出来ます。

他の作家もあります。

この頃は、縦書き&活字大にこだわってます。

ようするに歳かもなぁ。


●縦書きの【北沢文庫】→http://www.ftm.co.jp/bunko/

それと



めいべる堂さん、ネットで読める本の紹介は結果的に古書店に行くから大丈夫でやんす。


織田作のこと書くとkobacyouさんを思い出す。



そんだけ。