来 客
ワケワカランことほざきながら、こんな顔して…(^皿^)…F元君がやってきた。
何とでもいうとれ。
前は辛気くさい店やったけど、場所変わったことやし思うたけど、おんなじやった。
店が新しいだけに、辛気くささが倍増で、こないに「滅入る」お好み焼き食うのも珍しい。
今日のF元君は『史記』である。
F元君のマイブームは、唐突に始まって、いきなり終わるのだ。
おそらくだけど、先だってF元君に会った時、「俺ももうアカンなぁ!オネイサン見てもドキドキもせん
しなぁ」とほざくから、「大丈夫や!司馬遷かてチ●ン●コ切られてから、あんだけのことやったんや!
あんたなら出来る!!!」などとワケワカラン励ましかたしたせいかも知らん。
昨日も客やった。
爺さんの知り合いがやって来た。むかし爺さんの下で働いてた人。
もう七十を過ぎたと言うてはった。
爺さんと同じように、年食ってから料理人となった事もあって、爺さんに可愛がられた言うてはった。
年食ってから料理を覚えるは理屈で入ってまうから、何を作っても小賢しくなるそうで、そやから、遅く
に料理人になればなるほど身体で覚える、覚えさすしかないらしい。
爺さんには「ずいぶん可愛がられましてなぁ(どつかれた)」と遠い目で話してくれた。
なんとのうわかる。
料理の話しも、爺さんの性格も。
爺さんのこと思い出すと、私は情けない気持ちになる。
ほな。