昭和二十九年の第三位
きのう、『七人の侍』をNHKのBSでやってた。
ビョーキ男が阪神も勝ったし観たいというので観たけど、ビョーキ男はごくフツーに途中で寝た。
飲み過ぎやね。
映画は、ええもんと悪もんがはっきりしてるということでは、ごっついおもろいチャンバラ映画。
一人で百人斬りの東映時代劇の高級なやつという感じ。
なんで七人の侍の中に悪もんが一人もおれへんのやろ?
裏切者が出てくるのが自然や思うねんけど。
野武士、百姓、七人の侍。
誰一人として自分の立場を葛藤するヤツは出てこん。
そんなんで、私には『七人の侍』は黒澤映画のベストではない。
ところで、この映画は昭和29年(1954)の作品。
こんだけの映画やから、その年の第一位と思うやろけど、そうはイカのキャンタマなのだ。
『七人の侍』は第三位なのだ。
そのことで面白い話を読んだことがある。出先は忘れたけど。
る映画である。
この映画をこんな具合に意図的に観た映画ヒョーロン家がぎょうさんおったらしい。
アホみたいな話である。
シソーでもの観るのは怖いですなぁ。
『ゴジラ』で存在感を示す。
カンケーなく、今日は阪神は負けてもうた。
そんだけ。